エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1449
2024.08.16 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ここからは、より実際のゲームプレイに近い、あるいは同等の環境での検証を進めていく。まずは人気MMORPGの最新アップデートである「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」の公式ベンチマークテストだ。グラフィックスは“最高品質”、解像度はフルHDとWQHDの2パターンで計測している。
ゲームを最高に快適にプレイできる“非常に快適”のスコアは15,000以上だが、どちらの解像度でも問題なくクリア。WQHD解像度で平均フレームレートが120fpsを楽々超えていることから、解像度を落とす必要はない。最大300Hzに対応する「Razer Blade 18」の最大解像度でヌルヌル快適なプレイを楽しもう。
次はバトルロイヤル系の人気タイトルである「Apex Legends」を起動、どこまで快適なプレイが可能かをチェックしていこう。プリセットが存在しないゲームであることから、“スポットシャドウディテール”のみを最高に設定した以外は、すべて上限の設定を適用し、プレイ中のフレームレートをCapFremeXで計測する。解像度はフルHDとWQHDの2パターンだ。
WQHD解像度のプレイでも平均約255fps、最大で約335fpsをマークしており、300Hz駆動の高速なディスプレイ性能を最大限に引き出すことができる。これだけのフレームレートが出ているようなら、あえて解像度をフルHDに落とす必要はナシ。高解像度かつリッチなグラフィックス設定のままプレイすることが可能だ。
最後は超解像技術のDLSS 3.5にも対応するオープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077」をプレイ。重量級タイトルにおける「Razer Blade 18」のプレイ水準をチェックする。クイックプリセットは“ウルトラ”のほか、“レイトレーシング:ウルトラ”をベースにした設定をチョイス。レイトレーシング有効時は“DLSS Super Resolution”がバランス、“DLSS Ray Reconstruction”をオン、“DLSS Frame Generation”もオンにした状態で計測を行った。解像度はフルHDとWQHDの2パターンだ。
まず通常のウルトラ設定時は、解像度を限定することなく快適なプレイが可能。高リフレッシュレートのディスプレイを活かし、一般的な60HzディスプレイのノートPCに比べれば2倍以上の滑らかさでプレイできる。
そして本来ならフレームレートが半減するであろうレイトレーシング環境においても、DLSSを有効化したことでフレームレートが大幅改善。ほとんど非レイトレーシング環境と遜色ない快適さでプレイを楽しむことが可能だ。