エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1452
2024.08.29 更新
文:撮影・藤田 忠
いま世界中のゲームプレイヤーたちを沸かせているゲームタイトルが、中国4大寄書のひとつ「西遊記」をモチーフにしたアクションRPG「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」だ。8月20日の発売日からわずか3日で、全プラットフォームの合計販売数が1000万本を突破。さらに同時接続プレイヤー数も300万人に到達するなど、間違いなく世界中のプレーヤーが楽しんでいるゲームタイトルになっている。
GameScience「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」。Steamでの同時接続プレイヤー数は240万人前後と、PCで楽しんでいるユーザーが圧倒的に多い |
ただし、美麗なグラフィックスや、爽快なアクションに簡単に繋がる操作性、心掴まれるストーリーなど、ゲーマーを魅了、興奮させる「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」をPCで満喫するには、それなりのマシンスペックが必要になる。
そこで今回は、CPUにCore i5-14400、グラフィックスカードにGeForce RTX 4070 SUPERを搭載したMSI「GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM WHITE」などを組み合わせたMSI&ホワイトコーディネートゲーミングマシンで、パフォーマンスをチェックしてみた。同時に2018年にデビューした2世代前のGPUであるGeForce RTX 2070グラフィックスカードを用意して、違いを確認してみた。
経を持ち帰ったあと、天庭の武神 顕聖二郎真君に、再び石に封じられる斉天大聖 孫悟空。封じられてから、数百年後が舞台となっている |
「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」は、フルレイトレーシングや、DLSS 3.5に対応。NVIDIA GeForce RTX 40シリーズを組み合わせたい |
8月にお届けしたMSI&ホワイトコーディネートのゲーミングマシン。本稿では検証用に再登板だ |
検証用ゲーミングPCにはMSI「GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM WHITE」を組み込んだ |
そのほかゲーミングパフォーマンスに影響するパーツには、32GB DDR5メモリや、シーケンシャルリード・ライト4,000MB/s台のパフォーマンスを発揮するDRAMキャッシュレスのエントリーPCIe NVMe M.2 SSDを搭載している。
10コア/16スレッドCPUのCore i5-14400や、DDR5-5600 32GBメモリなどを搭載する |
ストレージは、容量1TBで11,000円前後のWestern Digital「WD Blue SN580 NVMe 1TB」を搭載 | CrystalDiskMark 8.0.5の結果。エントリーモデルだが、十分なパフォーマンスを発揮 |