エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1452
2024.08.29 更新
文:撮影・藤田 忠
「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」をプレイする前に、「GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM WHITE」と、GeForce RTX 2070グラフィックスカードの、基本的なゲーミングパフォーマンスを定番ベンチマークソフト「3DMark」を使って、確認していこう。
「GeForce RTX 4070 SUPER 12G GAMING X SLIM WHITE」のGPU-Z | 高負荷時はGPUクロックが、2,880MHzまで伸びていた |
2018年デビューのGPUとなるGeForce RTX 2070。メモリはGDDR6 8GBを搭載する | 高負荷時のGPUクロックは、1,860MHzとなっている |
パフォーマンスのチェックには、最新DirectX 12テストプリセットの「Steel Nomad」を使用した。テスト解像度が4K解像度となる高負荷テストの「Steel Nomad」と、マルチプラットフォームでの比較を行える軽量バージョン「Steel Nomad Light」を実行している。
結果は一目瞭然で、スコア、ゲーム中の平均フレームレートは「Steel Nomad」で2倍弱、「Steel Nomad Light」では2.5倍以上も、GeForce RTX 4070 SUPERが上回る。
GPU負荷の高いゲームを快適にプレイするのに大事なNVIDIAアップスケーリング技術「DLSS」のパフォーマンス差も「NVIDIA DLSS Feature test」で確認しておこう。テストはGeForce RTX 2070で使用できる「DLSS 2」、解像度は2,560×1,440ドット、クオリティは”Quality”で実行した。
「Steel Nomad」「Steel Nomad Light」の結果と同じく、DLSS オフの状態でも、その差は明らか。DLSS 2を効かせても、GeForce RTX 2070は、40fpsと快適にゲームを楽しむには、厳しい数値になっている。