エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1453
2024.09.01 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
リアインターフェイスは2.5ギガビットLAN×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×1、USB 3.2 Gen 1 Type-A×4、USB 2.0×2、PS/2×1、オーディオ端子×3を備え、ディスプレイ出力はHDMI×1、DisplayPort×1の2系統。さらにワイヤレスモジュール用のアンテナポートも用意されている。またI/Oパネルには取り付ける手間がなく、紛失する心配もない「Pre-Installed I/O Shield」を採用する。
USBポートはType-Aが7ポート、Type-Cが1ポートの計8ポートでこのクラスの製品としては十分な構成。個人的にはUSB Type-Cが帯域幅20GbpsのUSB 3.2 Gen 2×2に対応していればなお良かった |
ワイヤレスモジュール用の2本のロッドアンテナが付属。ブレードタイプのアンテナと違い設置スペースが必要ないのは嬉しいところ |
有線LANは2.5ギガビットLANに対応する |
ASRock Dragon 2.5G LAN ソフトウェアを使えば、アプリケーションごとに帯域幅の制御が可能 |
Killer Wi-Fi 6E AX1675はWi-Fi 6Eに対応するため6GHz帯で接続できる |
続いて、PCを組み立てる際の配線に重要なファンコネクタやRGBピンヘッダをチェックしていこう。
CPUクーラー向けのファンコネクタはメインの「CPU_FAN1」と、ウォーターポンプなどを想定した「CPU_FAN2/WP」の2基搭載 |
ケースファン向けの「CHA_FAN」コネクタは5基搭載 |
「CPU_FAN1」と「CPU_FAN2/WP」はいずれもCPUソケットの右上に実装 | 基板右上に実装された「CHA_FAN4/WP」「CHA_FAN5/WP」 |
基板下中央に実装された「CHA_FAN2/WP」「CHA_FAN3/WP」 | 基板左中央に実装された「CHA_FAN1/WP」 |
「FAN-Tastic Tuning」では、ファンコネクタごとに細かく回転数を調整できる |
ファン用の4pinコネクタはCPUクーラー、水冷ポンプ向けの「CPU_FAN1」「CPU_FAN2/WP」に加え、ケースファン用の「CHA_FAN/WP」×5の計7基搭載されている。「CHA_FAN/WP」は基板の右上、下中央、左中央に分散して配置されているためケーブルの配線が最短になるコネクタを見つけて使用するといいだろう。なおファンやポンプユニットの回転数は「FAN-Tastic Tuning」を使えば、コネクタごとに細かく調整することができる。
LED用のピンヘッダは5V/3pin×2、12V/4pin×2の計4基 |
基板の右上にはADDR_LED2/RGB_LED2が、左下にはADDR_LED1/RGB_LED1を搭載 |
LEDピンヘッダはアドレサブルRGBに対応する5V/3pinのピンヘッダ「ADDR_LED」が2基、12V/4pinのピンヘッダ「RGB_LED」が2基の計4基で、それぞれ右上に各1基、左下に各1基実装されている。
画像セッションのラストは、ここまで紹介できなかった基板上の各種コネクタやチップをまとめてチェックしていこう。
メインのATX 24pin電源コネクタ | フロントパネル用のUSB 3.2 Gen 2 Type-AとUSB 3.2 Gen 2 Type-C用ピンヘッダ |
I/OコントローラNuvoton「NCT6796D-E」 | USB3.2 Gen 1ハブコントローラASMedia「ASM1074」 |
イルミネーションをコントロールするNuvoton製MCU「NUC121ZC2AE」 | ネットワークコントローラDragon「RTL8125BG」 |
基板裏面はホワイトとダークグレーのツートンカラー。向かって左下にはアドレサブルRGB LEDが実装されている |
「ASRock 13.3” Side Panel kit」向けのeDPコネクタも基板裏面に実装 |