エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1456
2024.09.14 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ハイエンドCPUでの運用を想定し、「B650M PG Riptide WiFi White」では50A Dr.MOSによる12+2+1フェーズの堅牢な電源回路を搭載している。そこで本項では、Ryzen 7 9700XとRyzen 9 9950Xの2種類のCPUを使い、「CINEBENCH」関連ベンチマークの動作をチェックしてみることにした。
B650M PG Riptide WiFi White |
TDPが65Wと低めに設定されているRyzen 7 9700Xはもちろん、TDPが170WのRyzen 9 9950Xについても、シングルコア、マルチコアテストともX670Eチップセットマザーボードでテストしたときとスコアは大きく変わらず、「B650M PG Riptide WiFi White」はしっかりと最新CPUのパフォーマンスを引き出すことができている。
Ryzen 9 9950X搭載時のサーモグラフィ結果 | Ryzen 7 9700X搭載時のサーモグラフィ結果 |
また「Cinebench 2024:10minutes(Test Throttling)」実行時のPackage Powerを確認すると、Ryzen 7 9700Xは約88W、Ryzen 9 9950Xは約200Wでフラットなグラフ。電源回路周りのサーモグラフィ結果も、Ryzen 7 9700Xで最高45.1℃、Ryzen 9 9950Xでも最高57.3℃までしか上がらず、十分に余力が残されている。これなら、長時間高負荷状態が続くような重い処理を行う場合でも全く不安はないだろう。