エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1457
2024.09.17 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは「C6 ITX」で組んだコンパクトゲーミングPCで定番ベンチマークを実行。Ryzen 5 9600XとGeForce RTX 4060 Tiグラフィックスカードのパフォーマンスを引き出せるのか、確認してみた。
TDP65WのRyzen 5 9600Xや、DDR5-6000 32GBメモリなどで組んだコンパクトゲーミングPC |
「MPG B650I EDGE WIFI」は対応BIOSを導入すれば、Ryzen 9000シリーズを問題なく使える |
CPUクーラーのファンは「Smart Fan Mode」で制御したが、ボトムの吸気ファンは手動で30~70%の回転率に設定した |
まずはCPUのパフォーマンスを確認できる3Dレンダリング系ベンチマーク「CINEBENCH R23」と「CINEBENCH 2024」を実行した。
両ベンチマークは、【ワットパフォーマンスが飛躍的に向上したAMDの新型CPU「Ryzen 7 9700X/Ryzen 5 9600X」】の結果と、ほぼ同じ。テスト実行中のCPU温度は、最大動作温度となる95℃から10℃前後低い80℃台前半となっているので安心と言えるだろう。
CPUがフルロードされるCINEBENCH実行時も、Ryzen CPUの動作限界温度に達することはなかった |