エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1457
2024.09.17 更新
文:撮影・藤田 忠
次は定番3Dベンチマーク「3DMark」で確認していこう。クロスプラットフォームに対応する最新テスト「Steel Nomad」を実行した。
総合スコアは2,800ポイント台、平均フレームレート約29fpsとなっている。「3DMark」のバージョンなどが異なる過去の計測結果との比較になるが、CINEBENCHと同じく、GeForce RTX 4060 Tiのゲーミング性能を、引き出せていると言える結果だ。
続いて「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を、GeForce RTX 4060 Tiのターゲット解像度となるフルHD(1,920×1,080ドット)解像度、グラフィックス設定”最高品質”で実行した。
スコアは”非常に快適”指標の15,000ポイントを余裕で超え、テスト中の平均フレームレートも、ゲーミングディスプレイでのプレイを狙える140fps台に届いていた。
「C6 ITX」は、SFX規格の電源ユニットさえ選んでおけば、パーツ選びのハードルはあまり高くない。初めて内部スペースが限られるコンパクトゲーミングPCの自作に挑む人にも、おすすめできる。
手ごろな価格帯のPCケースが多いJONSBO。「C6 ITX」はコンパクトPC自作のひとつの選択肢として十分ありだ |
今回はミドルクラスとなる6コア/12スレッドCPUのRyzen 9 9600Xと、GeForce RTX 4060 Tiを組み合わせたが、冷却不足になることなく、その性能を発揮している。「C6 ITX」は写真や動画編集作業やゲーミングなど、さまざまな用途のマシンをコンパクトに組むことができそうだ。