エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1458
2024.09.21 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
次はPL1とPL2の両方を181Wに設定。Core i5-14600KのMaximum Turbo Powerの数値にセットした状態で冷却性能をチェックしていく。
先ほどのPL1動作時より高いPower Limit設定になっていることもあり、動作クロックが全体を通して4,800MHz前後になるなど、よりCPUの性能を引き出せている。その分CPU温度も上昇しているが、それでも90℃前後をキープ。まだ冷却性能は飽和しておらず、スリムデザインのクーラーとしてはよく健闘している。
どうやら搭載ファンの回転数は実際のところ最大1,900rpm前後のようで、PL1/PL2=181W設定ではほぼ常時上限に張り付きで動作していた。その影響で騒音値も上昇しているものの、それでも43dB前後と穏やかなもの。シングルファン構成であることと、高周波ノイズが少ないことから、騒音が不快に感じることはなかった。搭載ファンの静音性はかなりハイレベルなようだ。