エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1465
2024.10.12 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」とRyzen 9 9950XをベースにしたPCを構築して、実際の動作を確認していこう。またテストセッションの後半では「AI Optimized」による1クリックチューニングも試してみることにした。
テスト用のCPUにはRyzen 9000シリーズのフラッグシップモデルRyzen 9 9950Xを使用 |
実コアは16コアで、OS上からは32基の論理プロセッサを認識。また64MBのL3キャッシュを搭載する |
OSのインストールが完了してネットワークに接続すると「ASUS DriverHub」のインストーラーがポップアップ表示される |
ブラウザ経由で起動する「ASUS DriverHub」。ASUSが推奨するドライバやユーティリティの一括インストールのほか、必要なものを選択して個別にインストールすることもできる |
「ASUS DriverHub」のインストールが完了すると、続いてASUSの統合ユーティリティ「Armoury Create」のインストーラーが起動する |
「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」では、自動的に「TUF GAMING」デザインの「Armoury Create」がインストールされる |
制御プログラムには、「TUF GAMING」デザインの「UEFI BIOS Utility」を搭載する。基本的な機能は従来から変更なく、主要な設定に1画面でアクセスできる簡易モード「EZ Mode」と、詳細設定ができる「Advanced Mode」の2種類のモードを備え、「F7」キー(またはクリック)でシームレスに切り替えることができる。ここでは代表的な機能を簡単に紹介しておこう。
主要な機能に1画面でアクセスできる「EZ Mode」。AMD EXPOや簡易オーバークロック機能も用意されているため、よほど細かい設定をするのでなければ困ることはないだろう |
「Armoury Create」の「Fan Xpert 4」と同等のファンコントロールができる「Q-Fan Control」機能も実装 |
「Q-Dashboard」では、マウスカーソルを上に持っていくだけで実装パーツが確認できる |
「F7」キーを押すと瞬時に「Advanced Mode」に切り替えることができる |
「My Favorites」タブの項目は、ユーザーが使いやすいように項目や並び順を設定できる |
CPUやメモリクロック、各種電圧などオーバークロック関連の項目がまとめられた「Ai Tweaker」タブ |
マザーボードや搭載している機能の設定をする「Advanced」タブ | 「Monitor」タブでは、システム情報の確認に加えて、ファンのコントロールも可能 |
起動時の設定をする「Boot」タブ | ASUS独自機能は「Tool」タブで設定可能 |