エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1466
2024.10.15 更新
文:藤田 忠/撮影:編集部
「iCUE LINK TITAN RX RGB」シリーズのラジエーターは、一般的なアルミニウム素材を採用し、「iCUE LINK TITAN 360 RX RGB」では3基の120mmファンが搭載されている。ラジエーターの奥行きは、チューブスペースの関係で396mmになるが、360mmサイズラジエーター対応のPCケースなら、まず問題になることはないだろう。幅は120mm径ファンと同じ120mmで、厚さは標準的な27mm厚となっている。
最近のPCケースなら、取り付けに困ることはないサイズ感になっている |
ラジエーターは一般的なコルゲート型フィンで、水路に沿って波形に折り曲げられたフィンが並んでいる | 今回は黒色モデルだが、メッシュチューブや固定金具まで黒一色になっている |
ラジエーターファンには120mm×120mm×25mmの「iCUE LINK RX120 RGB」を採用している。フレームにはiCUE LINKコネクタを備え、ケーブルレスで連結できるほか、高耐久なうえ動作音を抑える磁気ドームベアリングを採用している。回転数は300rpmの低速回転域から駆動し、最大2,100rpm±10%で回転する。騒音値は10~36dBA、風量10.4~74.5CFM、静圧(風圧)0.12~4.33mmH2Oとなっている。
7枚のブレードを備え、軸部分に8基のARBG LEDが内蔵されている |
ファン側面には、CORSAIRのロゴが入ったプレートを備え、軸部LEDからの光が透けるようになっている |
最後に付属品を確認しておこう。組み込みに使用するパーツ類は、用途ごとに小袋に入れられている。マニュアルはウェブ上で確認する形になっているので、製品ページで「iCUE LINK TITAN RX RGB」シリーズのクイックスタートガイドを確認しよう。
iCUE LINKケーブルなどのパーツ類は小袋に収められている |
Intel用バックプレート | バックプレートは、シールで固定できるようになっている |
Intel用のマウンティングブラケットは、標準でウォータブロックに取り付け済みだ | AMD Socket AM5/AM4用のマウンティングブラケット |
ファン固定用のネジ×12本(12本は使用済み)と、PCケースにラジエーターを固定する際に使用するネジとワッシャー×12 | 2つのiCUE LINKコネクタを備えているiCUE LINKハブ |
ストレートと90°コネクタと、両端90°コネクタを採用するiCUE LINKケーブル。長さはともに600mm | 両端90°コネクタで、長さが250mmとなるiCUE LINKケーブル |
iCUE LINKハブからマザーボードのCPUクーラー向けファンコネクタに接続するためのケーブル。ケーブル長は800mmと長くなっている | iCUE LINKハブとマザーボードUSB2.0ヘッダーピンに接続するケーブル。長さは500mm |
iCUE LINKハブからすべてのiCUE LINKデバイスに電力を供給するためのPCIe 6pin補助電源コネクタ。長さは150mmだ |