エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1466
2024.10.15 更新
文:藤田 忠/撮影:編集部
最後にストレステスト中のファン回転数と騒音値を確認していこう。
プリセットの「iCUE LINK TITAN 360 RX 安定」では、PPT200Wで1,300rpm前後に留まり、PPT230Wでも最高で1,400rpmならびに1,500rpm台前半で推移となった。最大回転数の2,100rpm±10%には、かなり余裕を残しているので、ファンの回転数次第では冷却性能の向上も狙える。
騒音値も回転数が抑えられているため、バラック状態でも最高40.8dBAと低めになっている。搭載するPCケースにもよるが、ファン動作音が気になることは少ないだろう。
iCUE LINKの採用でコスト面はアップしているが、CORSAIR史上最高の冷却性能を謳うだけあって、32スレッドCPUのRyzen 9 9950Xを、余裕たっぷりで冷却できる結果を出している。そのうえ、iCUE LINKのデイジーチェーン接続。iCUE SoftwareでのLED、ファン/ポンプ回転数の一元管理。ファン回転数制御は、デフォルトのプリセット(ポンプは最速に設定)で、十分な冷却性能と静音性を実現するなど、はじめてオールインワン型水冷ユニットで組む人にもおすすめできる、使いやすさとなっている。
高い冷却性能、ARGB LEDの魅せる要素、組みやすく使いやすいiCUE LINKの採用と魅力いっぱい |
「iCUE LINK TITAN RX RGB」シリーズには、240mm/280mmサイズラジエーターモデルや、ホワイトモデルも用意されているので、CPUやPCケースに合わせて選ぶことができるも良いところだ。
提供:CORSAIR