エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1470
2024.10.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/撮影:pepe
ここからは外観のチェックを進めていこう。今回は約50cmの距離で正面に設置しているが、24.5型サイズのため、画面全体を視界に収めることができた。上と左右のベゼル幅は実測値で約1.8mmの3辺フレームレスデザインのため、マルチディスプレイ構築時も“つなぎ目”は目立ちにくい。また、重量は約3.24kgで、設置後の位置調整も簡単だった。
フレーム幅は、上部と左右が約1.8mmで非表示エリアは約4.3mm | フレーム下部は幅約15.2mmで非表示エリアが約2.2mmだった |
背面側は、ハイエンド機にあるようなRGB LEDによる発光ギミックは一切ないシンプルなデザインだが、梨地&ヘアライン仕上げが施されておりチープさは感じない。
左側におなじみのドラゴンロゴを配置。左下にはOSDメニューを操作するNaviキーを備えている |
OSDメニューの操作に使用する「Naviキー」。上下左右と押し込みが可能なジョイスティックコントローラだ | スタンド部分には電源ケーブルやディスプレイケーブルをまとめて通すことができるケーブルホルダーが用意されている |
液晶ディスプレイの重要部分である本体背面のインターフェイスをチェックしていく。PCはもちろん接続予定のコンシューマゲーム機が複数ある場合には、購入前に必ずチェックしておきたい。映像関連のインターフェイスは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×1の3系統とシンプルな構成。リフレッシュレートのサポートはDisplayPort 1.4で250Hz、HDMI 2.0bでは240Hzとなる。多くの人は、PCはDisplayPortに接続、コンシューマゲーム機などその他の機器はHDMI接続するといった使い方になるだろう。
3系統のディスプレイ入力に加えて、ヘッドホン用の3.5mmジャックと電源ジャックも用意されている |
フットプリントと稼働領域も確認しておこう。「MAG 255XFV」の外形寸法は幅558mm、奥行き221mm、高さ419mmとされる。奥行き221mmのため、デスクのかなり奥まで下げて設置することができる。左右にスピーカーを設置するスペースも十分に確保可能だ。
スタンドの調整機能は、可動範囲が-5°~20°の上下角度調節(チルト)のみが可能。左右角度調節(スイベル)や高さ調節には対応していない。長時間プレイすることも多いゲーミング液晶だけに、見やすい環境の構築は必須。せめて高さ調節は欲しかったところだが、VESA100準拠のためモニターアームを取り付けることで解決できる。
可動範囲が-5°~20°の上下角度調節(チルト)機構 |