"黒いビル” TSUKUMO eX.開店24周年特別企画
2024.11.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部
5階は「グラフィックスボード・PC電源フロア」。ゲーミングPCに重要なグラフィクスカードは、ラインナップと在庫数は秋葉原でもトップクラス。さらにエンタープライズ向けのNVIDIA Quadroシリーズも在庫販売するなど、あらゆるニーズと予算に合う製品が揃う。また構成パーツの要となる電源ユニットは、取り扱いメーカー数、容量、規格(ATX、SFXなど)ともに圧倒的な品揃えが自慢のフロアだ。
また、電源用ケーブルやVGAサポートステイといった小物類、PC用スピーカーも用意。さらに配信環境へのニーズが高まる中、キャプチャーデバイス類の取り扱いも多い。もちろん配信用PCが欲しいといった要望も大歓迎だ。
とにかく取扱数が多い電源ユニット。不具合発生時にはPCに深刻なダメージを与える可能性が高いパーツだけに、品質重視のモデル選定がオススメ |
ゲームはジャンルを問わないという5階スタッフの花木さん。「遊びたいタイトルを伝えてくれれば、予算にあったグラフィクスカードをご案内します」 | 5階スタッフのヨウさんは、日本語はもちろん、中国語と英語での案内が可能。「海外のお客様でも安心して相談してほしい」とのこと |
「PCパーツ一式ご相談フロア」の6階には、PCケースと冷却ファンが販売されている。大型のフルタワーからMini-ITX規格に対応する小型筐体まで、新製品から定番モデルまで幅広くラインナップ。人気のピラーレス系PCケースの展示品も多く、実機を眺めながらお気に入りの1台を見つける事ができる。
なお、スタッフ曰く「自作PCを組む際にはまずPCケース選びからスタートして欲しい」とのこと。まずPCケースを決めてから、5階→4階→3階の順に進めば、スムーズに構成パーツが選定できるそうだ。
もうひとつ、秋葉原トップクラスの種類と在庫を誇るのが冷却ファン。各種サイズや回転数によるラインナップ、さらに豊富なセット品など市販されている冷却ファンのほとんどが揃う。また、常駐スタッフの知識はマニアレベル。コアな自作派が集まるフロアでもある。
魅せるPCの構築には欠かせないピラーレス系PCケース。ホワイトモデルの展示も多く、メーカーやモデル毎の質やサイズ感、搭載ファンの搭載位置も確認できる |
英語が堪能な6階スタッフの紅谷さんは「要望を頂ければ、我々パーツのプロが最適なPCをご提案します」とのこと | 「お客様のご要望に応えつつ、購入後もトラブルなく安心して長く使えるPCを組み立てます」と語る6階スタッフの齋藤さん |
2016年11月のオープンから、まもなく8年目に突入する「RAZERSTORE」。ゲーミングデバイストップブランドであるRazerの”日本国内唯一”となる専門フロアだ。
ゲーミングノート「RazerBlade」をはじめ、ゲーミングマウスやキーボード、ゲーミングチェアまで、日本国内で販売されているRazerブランドの製品は全てサンプル品を展示。キーボードのアクチュエーションポイントの違いやマウス形状の違いによるフィット感など、実際に確かめる事ができる。高価なデバイスが多いRazerだけに、実機に触れる機会はある意味貴重。来店者の7割が海外からのお客様とのことで、休日・平日を問わず賑わうフロアでもある。
地下へのアクセスは階段のみ。一気にRazerの世界へ吸い込まれていく感覚に頷く人も多いだろう |
ゲーミングノート「RazerBlade」は60万円オーバーのモデルも外国人を中心に人気だという | 「RAZERSTORE」限定のお買い物袋。キーボードなど大きなアイテムは専用バッグに |
地下1階スタッフの石井さん。PCからコンシューマ向けまで全てプレイするという生粋のゲーマー。愛機はRyzen 7 5800X3DとRadeon RX 6900 XTで構成 | 地下1階スタッフの吉岡さん。こちらもRyzen 7 5800X3DとGeForce RTX 3070構成というゲーム好き |