エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1477
2024.11.23 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはMSI「MEG Z890 ACE」をベースにしたハイエンドゲーミングPCを構築して、実際の動作を確認していこう。CPUはIntel Core Ultra 200SシリーズのフラッグシップCore Ultra 9 285Kで、メモリにはKingstonのDDR5 CUDIMM「Renegade Fury CUDIMM」(型番:KF582C40RS-24/DDR5-8200/16GB×2)、オールインワン型水冷ユニットにはMSI「MAG CORELIQUID I360」を使用した。
CPUは24コア/24スレッド動作のCore Ultra 9 285Kで、BIOSはテスト時点で最新の「7E22v1A21」を使用した |
「タスク マネージャー」を確認したところ。キャッシュメモリはL1が2.4MB、L2が40MB、L3が36MB |
OSのインストールが完了すると最新ドライバやユーティリティを一括でインストールできる「Driver Utility Installer」が起動する |
「Driver Utility Installer」によるドライバやユーティリティのインストールが完了したら、続いて「MSI Center」を設定しておこう |
PCの使用用途を選択するだけで、最適な機能セットが自動的に選択される。もちろん必要な機能をユーザーが選択することもできる |
「MEG Z890 ACE」の制御プログラムは、MEGデザインの「CLICK BIOS X」を搭載する。1画面で主要な設定ができる簡易モードながらチューニング機能が充実した「EZ Mode」と、各種機能を細かく設定できる「Advanced Mode」の2種類のモードを備え、それぞれのモードはシームレスに切り替えて使用することができる。ここでは、主要な機能を中心に簡単に紹介していこう。
「CLICK BIOS X」に入るとまずは簡易モードの「EZ Mode」が起動。「Game Boost」「AI Boost」「XMPプロファイルの読み込み」など、チューニング機能が充実している |
上部には、「M-Flash」などの独自ユーティリティを起動するためのアイコンが並んでいる | 「Hardware Monitor」では、コネクタごとにファンの回転数を細かく制御できる |
「MSI Performance Preset」では、Power LimitとCurrent Limitの設定が可能 | 「Smart Button」では、各種ボタンの動作を変更できる |
F7キーを押すと詳細な設定ができる「Advanced Mode」に移行する |
「Advanced Mode」で最も使用する頻度が高いであろう「Overclocking」タブには、詳細なチューニング項目が用意されている |
「Advanced」タブには、インターフェイスや拡張スロット、ストレージなどの設定がまとめられている | セキュリティ関連の設定をする「Security」タブ |
起動ドライブや起動時のロゴなどを設定する「Boot」タブ | 「Save & Exit」タブでは、設定の保存や初期化の他、起動順の確認もできる |