エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1478
2024.11.25 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/撮影:pepe
ここからは外観のチェックを進めていこう。24.5型の本体を前にすると、画面全体を視界に収めることができるほどよいサイズ感。上と左右のベゼル幅は実測値で約2.0mm、加えて下部のベゼルを従来モデルより約6mm薄くした約16mmとする4辺フレームレスデザインを採用することで、液晶ディスプレイサイズの92%を占める表示領域を実現した。これにより作業に集中しやすいほか、複数台を並べたマルチモニター環境の構築にも最適だろう。
フレーム幅は、上部と左右が約2.0mmで非表示エリアは約5.0mm | フレーム下部は幅約16mmで非表示エリアが約2.0mmだった |
背面側は、ハイエンド機にあるようなRGB LEDによる発光ギミックは一切ないシンプルなデザイン。きれいなホワイトカラーのため、オフィスなど背面側が見える環境でも違和感なく使える。
普段は目にする機会は少ない背面側はホワイト一色。中央上部にMSIロゴを配置したシンプルなデザイン。右側には電源ジャックを備える |
スタンド部分には電源ケーブルやディスプレイケーブルをまとめて通すことができるケーブルホルダーが用意されている | OSDメニューの操作に使用する「Naviキー」。上下左右と押し込みが可能なジョイスティックコントローラだ |
台座部分に窪みを設けることでペンやスマートフォンを置くことが可能。目線のすぐ下に設置できるので思いのほか使えるギミックだった |
液晶ディスプレイの重要部分である本体背面のインターフェイスは、エントリーモデルらしくHDMI 2.0、DisplayPort 1.4a、D-Subの3系統とシンプルな構成。リフレッシュレートのサポートはHDMIとDisplayPortが120Hzとなる。PCはDisplayPortに接続、コンシューマゲーム機などその他の機器はHDMI接続するといった使い方が一般的だろう。
3系統の映像関連のインターフェイスに加えて、ヘッドホン用の3.5mmジャックとライン入力ジャックも用意されている |
フットプリントと稼働領域も確認しておこう。「PRO MP251W E2」の外形寸法は幅557mm、奥行き189mm、高さ414mmとされる。奥行きは200mm以下のため、デスクのかなり奥まで下げて設置することが可能。本体にはスピーカー(2W+2W)も内蔵されているため、両サイドのスペースも有効活用することができる。
スタンドの調整機能は、可動範囲が-5°~20°の上下角度調節(チルト)のみが可能。左右角度調節(スイベル)や高さ調節には対応していない。VESA100準拠のモニターアームに取り付けることで解決できるため、さらに位置調整が必要な場合には活用したい。
可動範囲が-5°~20°の上下角度調節(チルト)機構 |