エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1486
2024.12.19 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
基本的な仕様を確認したところで、ここからは製品をパッケージから取り出し、外観チェックから進めていこう。冒頭でも触れた通り、2基のヒートシンクをヒートパイプで連結したツインタワータイプのヒートシンクを採用し、ファンも含めイルミネーション機能は一切搭載されていない。ちなみに出荷時はヒートシンクと冷却ファンは分離された状態で梱包されていた。
外形寸法(冷却ファン含む)は幅120mm、奥行き142mm、高さ157mm、重量は1,190g。ツインタワーモデルのため奥行きはあるものの、高さは160mm以下のため、一般的なミドルタワーPCケースであれば問題なく組み込むことができるだろう。
製品には計3組(6本)のファンクリップが付属するため、背面にも冷却ファンを増設できる |
ヒートシンクの高さは157mmで、一般的なミドルタワーPCケースなら問題なく使用できる。また幅は冷却ファンにピッタリ収まるよう120mmサイズに設計されている |
φ6mm×6本のヒートパイプで連結されたツインタワーヒートシンクは、前後とも全く同じ形状でサイズは実測幅約120mm、奥行き約40mm、高さ120mm。またその中間部分には25mm厚の120mmファンを搭載するための隙間が設けられている。
そして、各ヒートシンクには、56枚の冷却フィン「Micro Wave Fin」が積み上げられ、下12枚分は周辺コンポーネントとの干渉を抑えるため短くカットされている。さらにトップ部分には、貫通しているヒートパイプなどを隠すため「FROZN」のロゴがデザインされた化粧カバーが実装されていた。
前後のヒートシンクやヒートパイプの形状は全く同じ。なお今回のサンプルでは向かって右側のヒートシンクがわずかだが内側に傾いていた |
アルミニウムフィン「Micro Wave Fin」は全56枚で、フィンの間隔は実測で約2.5mm |
「Micro Wave Fin」は、放熱面積を稼ぐため、複雑な形状にカットされている |
下12枚分(約25mm)のヒートシンクは周辺コンポーネントと干渉しないようカットされている |
トップ部分には厚さ約10mmのプラスチック製化粧カバーを実装 |