エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1490
2024.12.27 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
ここからは、ゲーミングPCとして完成した「ツクモオリジナル組立済みPC」のインテル® Core™ Ultra デスクトップ・プロセッサー搭載モデルについて、その構成パーツの数々を個別にチェックしていこう。まずはその外観を決定付ける要素になっているPCケースのMSI「MAG FORGE 320R AIRFLOW WHITE」だ。
ネーミングからエアフロー重視と分かるMSI製ミドルタワーPCケース。自作PCシーンでも主要なトレンドになって久しい、ホワイトカラーモデルがチョイスされた |
その名の通り冷却性能を重視した高エアフロー志向のミドルタワーPCケースで、フロントとトップをともにメッシュ開放。冷却ファンはフロントとリアに合計4基、トップの水冷ラジエーターに取り付けられたものを含めれば、全部で7基もの120mm ARGBファンが搭載されている。
また、左サイドには4mm厚の強化ガラスパネルを装着。ARGBファンを始めとするイルミネーション、そして構成パーツの数々を外側から眺めることが可能な魅せる設計だ。
左サイドは魅せる強化ガラスパネル、右サイドはソリッドパネルになっている |
PCケースの冷却ファンは、フロントに120mm×3、リアに120mm×1を備えている |
最大で390mmまでのグラフィックスカードを搭載できるなど拡張性も十分で、実際にGeForce RTX 4070 Ti SUPERが組み込まれた状態でも余裕たっぷり。エアフローを阻害する要素もなく、効率的にシステムを冷却できるだろう。
ちなみにドライブベイは、3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×2、2.5インチベイ×1という構成。「ツクモオリジナル組立済みPC」の構成ではストレージはM.2 SSDのみのため、(追加搭載した分のパーツについては保証対象外ながら)別途大容量HDDなどを組み込む余裕も十分備えている。
トップはほぼ全面が通気孔になっており、マグネット脱着式のダストフィルターが装着されている | USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、音声入出力、電源およびLEDボタンなどを備えるフロントトップのI/O |
底面にも取り外し可能なダストフィルターが装着されていた |