エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1490
2024.12.27 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
続いてはアクションゲームの「ARMORED CORE VI」をプレイし、その際の平均フレームレートを「CapFrameX」を使用して計測した。映像品質は可能な限り高品質になるように設定し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択している。
フルHDとWQHD解像度では平均フレームレートが上限値の約120fpsであることから、常に120fps張り付き状態でプレイ可能なことが分かる。4K解像度でも快適水準の60fpsを上回る平均80fpsをマーク、高画質設定でも環境を選ばずストレスのない快適プレイが可能だ。
次は重量級のタイトルから、オープンワールド型アクションRPGの「Cyberpunk 2077」をピックアップ。クイックプリセットは“レイトレーシング:ウルトラ”で、合わせて「DLSS Frame Generation」を有効化し「DLSS Super Resolution」をバランスに設定した状態でも計測を行った。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンだ。
レイトレーシングを有効化すると相当な負荷がかかるため、平均フレームレートの値からもWQHD解像度でのプレイがギリギリと言ったところ。ところがDLSSを有効化することでフレームレートが大幅改善し、4K解像度でも通常のフルHD環境と同レベルの快適さでプレイできるようになった。フルHDとWQHDなら、ゲーミング液晶の高いリフレッシュレートを活かした滑らかプレイも可能だ。
ゲーム系検証のラストは、オープンワールドのサバイバルクラフトゲーム「パルワールド」をプレイする。グラフィックス関連のワールド設定を可能な限り高品質にセットし、フレームレート制限は解除、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンを選択。DLSSを“バランス”に設定した状態と合わせて、「CapFrameX」による平均フレームレートの計測を行った。
基本的にどの設定でもゲームの快適プレイは問題ないようで、特にWQHD以下であればゲーミング液晶のポテンシャルを引き出してのプレイが可能だ。そしてDLSSを有効化すると、劇的ではないながらフレームレートがさらに改善。ワンランク上の滑らかさでゲームプレイが楽しめる。