エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1492
2024.12.30 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
ここからは内部構造と構成パーツをみていく。まずは背面側の電源ユニットや、2.5/3.5インチストレージ拡張スペースを確認する。
背面パネルもツールレスで着脱可能。ストレージベイと電源ユニットを確認できる |
最大で2台の2.5/3.5インチのSSD/HDDを搭載できる | 底面に850W電源ユニットのMSI「MAG A850GL PCIE5」が搭載されている |
引き続き、構成パーツを確認していこう。20スレッドCPUのCore Ultra 7 265Kが標準で採用されている「AG-IA20Z89MGL7IS-TT3」には、360mmサイズラジエーターのオールインワン型水冷ユニットが搭載されている。水冷ユニットには、水冷ヘッドとラジエーターファンにRGB LEDを内蔵したEK Water Blocks「EK-Nucleus AIO CR360 Lux D-RGB」が標準構成として採用されていた。
正面から搭載されているマザーボード「Z890M Riptide WiFi」を眺めることができる |
マザーボードはMicro ATX規格でASRockのゲーミング向けモデル「Z890M Riptide WiFi」を採用。6GHz帯に対応するWi-Fi 6Eや2.5ギガビット有線LAN、ゲーミング向けマザーボードでおなじみのオーディオチップ「Realtek ALC1220」などを備えている。
EK Water Blocksのオールインワン型水冷ユニット「EK-Nucleus AIO CR360 Lux D-RGB」 | 水冷ヘッドには、RGB LEDギミックが内蔵されているほかEK Water Blocksのロゴを備える |
メモリの取り扱いが充実しているパソコンSHOPアークらしく、オーバークロックモデルでRGB LEDを内蔵し、アルミニウム製ヒートスプレッダが装着されているKingston「FURY Beast DDR5 RGB」が採用されている。ちなみに標準構成ではDDR5-6000駆動に対応したオーバークロック仕様の「KF560C36BBE2AK2-32」が搭載されているが、arkhiveでは、非オーバークロック設定での動作確認・出荷となる点は覚えておこう。
アルミニウム製ヒートスプレッダとRGB LEDバーを備えたKingston「FURY Beast DDR5 RGB」。DDR5-6000 16GB×2枚 32GB搭載 |
メインストレージはPCI Express 4.0(x4)対応で、読み書き速度が最大7,000MB/secと高速なSK hynix「Platinum P41」を採用。容量は2TBモデルで、大容量のゲームを複数タイトルインストールしておける。
容量2TBのPCI Express 4.0(x4)対応NVMe M.2 SSDには、SK hynix「Platinum P41」を標準搭載 |
左側面にはGeForce RTX 4070 Ti SUPER GDDR6X 16GB採用のグラフィックスカードを搭載している。評価機にはVGAクーラーに3基のファンを備えたZOTAC製がチョイスされていた。なお、採用グラフィックスカードのメーカーは注文するタイミングにより変わる可能性がある。
グラフィックスカードは左側面に搭載。評価機はVGAクーラー上部にLEDギミックを備えるZOTAC製だった |