エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1495
2025.01.13 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは定番3Dベンチマーク「3DMark」の結果を確認していこう。まずはクロスプラットフォームに対応するDirectX 12の最新テスト「Steel Nomad」の結果を確認していこう。
「Steel Nomad」ではテスト項目が「Graphics test」しかないため、グラフィックスカードの影響が大きく、いずれのCPUでもスコアはほぼ横並びになる。
続いてAPIにDirectX 12を使用するラスタライズテスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。なお今回はグラフィックスカードにGeForce RTX 4080 Founders Editionを使用しているため、プリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」で検証を行っている。
Core Ultra 5 245とCore i7-14700はいずれもその差は1%未満で誤差の範囲。またCore Ultra 7 265は、Core Ultra 7 265Kに対してはTime Spyで約1%、Time Spy Extremeでは約2%の差をつけられているが、Core Ultra 5 245やCore i7-14700に対しては約6%高い性能を発揮する。
APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。こちらもハイエンドグラフィックスカードを使用しているため、「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類のプリセットを選択した。
4K解像度のFire Strike Ultraではスコアはほぼ横並びになる。ただし、WQHD解像度のFire Strike ExtremeやフルHD解像度のFire Strikeでは、Core Ultra 7の2モデルがその他のCPUに比べて一段上のパフォーマンスを発揮する。