エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1495
2025.01.13 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
レーシングゲーム「Forza Motorsport」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「ダイナミックレンダリングクオリティ」は「ウルトラ」、「ダイナミックオプティマイゼーション」は「初期設定」、「NVIDIA DLSS」は「バランス」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
「Forza Motorsport」の高画質設定では、グラフィックスカードの影響が大きいようで、いずれの解像度でもフレームレートは横並びになった。
映画「Avatar」シリーズをベースにしたオープンワールドゲーム「Avatar: Frontiers of Pandora」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。「グラフィック品質」は「ウルトラ」、「テンポラルアップスケール」は「Nvidia Deep Learning Super Sampling」、「スケーリング品質」は「バランス」、「スケーリングモード」は「固定」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
「Forza Motorsport」と同様、「Avatar: Frontiers of Pandora」でも高画質設定ではグラフィックスカードの影響が大きく、いずれの解像度でもフレームレートに違いはなかった。今回チェックしたCPUであればどれを選択しても問題はないだろう。
オープンワールド型アクションゲーム「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。「グラフィック品質」は「最大」、「レイトレの反射効果」は「最大」、「DLSS」は「バランス」を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
Core Ultra 200Sシリーズの中では、Core Ultra 7 265K、Core Ultra 7 265、Core Ultra 245の順に並ぶ順当な結果。特にCore Ultra 245では他のCPUに比べてスコアの落ち込みが大きく、ハイエンドグラフィックスカードを組み合わせるならCore Ultra 7以上のCPUを選択したい。またCore i7-14700は、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」や「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と同様に、今回のCPUの中では最も高いスコアを記録した。
ゲーム系ベンチマークのラストは、オープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は「レイトレーシング:ウルトラ」、「解像度スケーリング」は「NVIDIA DLSS Super Resolution」、「DLSS Super Resolution」は「バランス」、「DLSS Ray Reconstruction」は「オン」、「DLSS Frame Generation」は「DLSS Frame Generation」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
4K解像度やWQHD解像度では、グラフィックスカードの負荷が高いためスコアは横並びになった。またそれ以外の解像度でもCore Ultra 7 265Kがその他のCPUを約11%上回る以外は、大きな違いはなかった。