エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1496
2025.01.17 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
リアインターフェイスには一体型のI/Oシールド「Pre-installed I/O Shield」が装着済み。またUSBポートの種別が記載されているため差し込むポートに迷うこともない |
Thunderbolt 4や、5ギガビットLAN、Wi-Fi 7などの高速インターフェイスに加えて、HDMIとDisplayPortのディスプレイ出力、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×4、USB 2.0×4のUSBポートを搭載する。さらに一体型のI/Oシールド「Pre-installed I/O Shield」や、差し込むだけで装着できる「EZ Antenna」など、利便性を重視した機能にも対応する。
Wi-Fi 7とBluetooth向けのアンテナは着脱が簡単な「EZ Antenna」 |
2ポートのUSB Type-Cのうち左側は帯域幅40GbpsのThunderbolt 4に対応 | 一部のハイエンドマザーボードにしか実装されていない5ギガビットLANを標準装備 |
Wi-Fi 7用の拡張カードは、ゲーマー向けのKiller BE1750xを搭載 |
有線LANなら最大5Gbpsの高速データ転送が可能 | Wi-Fi 7に対応するため、対応ルーターなら複数バンドで接続できる |
Thunderbolt 4にUSB4接続のポータブルSSDを接続したところ。PCI Express 3.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDを超えるパフォーマンスを発揮する |
続いて、PCを組み立てる際の配線に重要なファンコネクタやRGBピンヘッダのレイアウトをチェックしていこう。
CPUソケットの右上には「CPU_FAN1」「PUMP_SYS1」「SYS_FAN1」の3つのファンコネクタを実装 | CPUソケットの左上に実装されている「SYS_FAN2」 |
リアファンを接続するのに便利な「SYS_FAN3」 | 基板の下には「SYS_FAN4」とファン、アドレサブルRGB LEDをまとめて制御できる「JAF_1」も搭載 |
基板の右下に実装されている「SYS_FAN5」 |
「MSI Center」の「Smart Fan」を使えば、ファンコネクタごとに回転数を細かく制御できる |
4pinファンコネクタは、CPUクーラー向けの「CPU_FAN1」「PUMP_SYS1」、ケースファン向けの「SYS_FAN1~5」の計7基で、基板の各所にバランスよく配置されている。また基板の右下には、4pinファンとアドレサブルRGB LEDを1つのコネクタで制御できるオリジナルコネクタ「JAF_1」も用意されている。
基板右上と左下には「JARGB_V2」と「JRGB」をそれぞれ1基ずつ実装 |
基板の右下には「JARGB_V2_2」を実装 |
LEDピンヘッダのカラーや発光パターンを制御する「Mystic Light」も「MSI Center」からアクセスできる |
LEDピンヘッダはアドレサブルRGBに対応する5V/3pinピンヘッダ「JARGB_V2」が3基、12V/4pinピンヘッダ「JRGB」が2基実装されていた。もともと「MAG B860 TOMAHAWK WIFI」では、基板上にLEDイルミネーションは搭載されていないが、周辺機器を使って鮮やかなライティングのPCを組み上げる事もできる。