エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1498
2025.01.23 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
レーシングゲーム「Forza Motorsport」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「ダイナミックレンダリングクオリティ」は「ウルトラ」、「ダイナミックオプティマイゼーション」は「初期設定」、「NVIDIA DLSS」は「バランス」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
「Forza Motorsport」については、今回提供されたβドライバではまだ最適化が完全ではないようで、すべての解像度でGeForce RTX 4090に届かなかった。今後のアップデートに期待したい。
「F1 24」のゲーム内ベンチマーク結果も確認しておこう。「詳細プリセット」は「超高」、「アンチエイリアス」は「NVIDIA DLSS」、「アンチエイリアスモード」は「バランス」、「フレーム生成」は「NVIDIA DLSS FG オン」、「ダイナミックレゾリューション」は「オフ」を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
もともとかなり重いゲームだが4K解像度でも、フレーム生成技術を組み合わせることで280fpsまでフレームレートを引き上げることができる。またGeForce RTX 4090との比較ではフルHD解像度やWQHD解像度でも20%以上、4K解像度では約30%の差があり、新世代のグラフィックスカードのメリットがしっかりと発揮されている。
アクションRPGゲーム「黒神話:悟空」のベンチマークソフトのスコアを確認していこう。「サンプリング解像度」は「50」、「スーパー解像度」は「DLSS」、「フレーム生成」「フルレイトレーシング」は「ON」、「フルレイトレーシングレベル」は「超高」、「画質レベル」は「最高」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
スコアの傾向は「F1 24」に近く、GeForce RTX 4090との比較ではフルHD解像度やWQHD解像度で20%以上、4K解像度では約30%上回るスコアを記録した。またフレームレートは4K解像度でも130fpsをマークしており、高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。
映画「Avatar」シリーズをベースにしたオープンワールドゲーム「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。「グラフィック品質」は「ウルトラ」、「テンポラルアップスケール」は「Nvidia Deep Learning Super Sampling」、「スケーリング品質」は「バランス」、「スケーリングモード」は「固定」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
いずれの解像度でもGeForce RTX 4090との差は約9~10%で、これまでのゲームに比べると高解像度環境でもそれほど大きな差はつかなかった。とは言え、フレームレートは4K解像度でも135fps、フルHD解像度では200fpsを超えており、高リフレッシュレートなディスプレイを用意したい。