エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1498
2025.01.23 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
オープンワールド型RPG「ホグワーツ・レガシー」についても確認をしておこう。「全体の品質プリセット」は「最高」、「レイトレーシング画質」は「最高」、「アップスケールタイプ」は「NVIDIA DLSS」、「アップスケールモード」は「NVIDIA DLSSバランス」、「フレーム生成」は「オン」に設定。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用している。
フルHD解像度やWQHD解像度ではいずれも負荷が軽く、CPUがボトルネックになるためか200fps前後でフレームレートが頭打ちになる。ただし、4K解像度ではGeForce RTX 4090の137.4fpsに対して、GeForce RTX 5090では171.2fpsで約25%スコアがアップしている。
サバイバルホラーゲーム「Alan Wake 2」の結果も確認しておこう。「クオリティのプリセット」は「高」、「レイトレーシングのプリセット」は「高」、「解像度のアップスケーリング」は「DLSS」、「DLSS Frame Generation」は「ON」、「レンダリング解像度」は「バランス」に設定した。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用している。
かなり重量級のゲームにも関わらず、4K解像度でも100fpsを超える良好な結果。GeForce RTX 4090との比較でも全ての解像度で20%前後フレームレートが上昇しており、フルHDのような比較的解像度が低い環境でもGeForce RTX 5090を選択するメリットは確実にある。
ゲーム系ベンチマークのラストは、オープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は「レイトレーシング:オーバードライブ」、「解像度スケーリング」は「NVIDIA DLSS Super Resolution」、「DLSS Super Resolution」は「バランス」、「DLSS Ray Reconstruction」は「オン」、「Frame Generation」は「DLSS Frame Generation」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
ハイエンドPC向けの最高設定「レイトレーシング:オーバードライブ」でも、4K解像度の平均フレームレートは約135fpsをマークし、最近手頃になっている4K/144Hzのゲーミング液晶ディスプレイの性能を発揮することができる。またGeForce RTX 4090との比較は「Alan Wake 2」と似た傾向で、いずれの解像度でも20%前後フレームレートが上昇している。