エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1500
2025.01.29 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
続いて、APIにDirectX 12を使用する最新の重量級ベンチマーク「Steel Nomad」のスコアを確認しておこう。
GeForce RTX 4080との差は約25%で、これまでのベンチマークとほぼ同じ結果になった。フレームレートも80fpsを超え、APIにDirectX 12を使用しているゲームなら、4K解像度でも超解像技術を有効にする必要はないだろう。
続いてDirectX 12を使用する定番ベンチマーク「Time Spy」のスコアを確認していこう。なお今回はハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、プリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方で計測を行った。
GeForce RTX 4080との差は「Time Spy Extreme」で約17%、「Time Spy」では約15%で、「Steel Nomad」よりは縮まっているが依然として大きい。Graphics test 2のフレームレートも「Time Spy Extreme」で約97fps、「Time Spy」では約183fpsをマークし、WQHD解像度なら200Hzクラスの高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。
「3DMark」系ベンチマークのラストは、APIにDirect X11を使用する旧世代のラスタライズテスト「Fire Strike」のスコアを確認しておこう。なおプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類全てで計測を行っている。
フルHD解像度の「Fire Strike」でも約19%、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」や4K解像度の「Fire Strike Ultra」ではいずれも約23%もGeForce RTX 4080を上回る。Graphics test 2のフレームレートも「Fire Strike」なら約300fps、「Fire Strike Ultra」でも約75fpsで、ラスタライズを使用するオールドゲームも高画質な設定で快適に楽しめる。