エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1501
2025.01.31 更新
文:文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/撮影:pepe
「Modern MD342CQPW」を設置し無事PCとの接続が完了した後は、各種プリセットを好みの設定に調整していく。OSDメニューには豊富な設定項目が用意されており、「プロフェッショナル」からはモード変更(エコ/ユーザー/sRGB/アンチブルー/ムービー/オフィス/白黒)やKVM機能の切り替え、アスペクト比の変更等ができる。また、120Hzのリフレッシュレートに対応するが、複数パターンあるクロスヘアを表示してFPSゲームなどのプレイをアシストする「ゲームアシスタンス」機能を搭載している。
FPSやバトルロイヤルゲームの練習に便利なクロスヘアを表示する「ゲームアシスタンス」 | KVM機能(Auto/Upstream/Type C)の切り替え |
もうひとつ、便利な機能としてセットアップ時に導入しておきたいのが、専用ユーティリティ「Productivity Intelligence」だ。アプリを製品ページからダウンロードしてインストールすると、液晶ディスプレイの操作ボタンを使用せずに、接続されているマウスで各種設定を簡単に変更する事ができる。
具体的にはキーを割り振ることで入力源の切り替えや輝度をキーボードだけで変更できるホットキーの設定、拡大鏡やマウスポインタの速度の調整、電源の設定、さらに輝度やコントラスト、色温度などを調整できる。そのほか、メインとなる映像の中に小さいサブ画面を表示するPicture in Picture(PIP)機能や、1つの画面に異なる機器からの映像を並べて表示するPicture by Picture(PBP)機能の設定も可能。
また、ウインドウの分割、画面の向き、解像度、リフレッシュレート、ビット数、カラー設定から、マウスポインタの動作や電源・スリープの設定、ディスプレイキーボード、ワイヤレスディスプレイなど細部にわたりWindows上からカスタマイズできる「Display Kit」も従来モデル同様利用できる。