エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1505
2025.02.11 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
ASSASSIN IV VC VISIONが最も本領を発揮するというCore i9-14900Kでもテストをしておこう。今回UEFI BIOSの「CPU Cooler Type and Power Preset」は、TDPが280W以上になるよう敢えて「360-420mm Liquid Cooler(Unlimited)」を選択し、それ以外の設定についてはCore Ultra 9 285Kと同じ条件で検証を行っている。
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第14世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i9-14900K |
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マザーボードの「CPU Cooler Type and Power Preset」は無制限になる「360-420mm Liquid Cooler(Unlimited)」をチョイス |
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「HWiNFO 64」を確認したところ、PL1/PL2とも4,095.90Wに設定されていた |
Package Powerは最大320Wまで上昇することもあり、「Quiet Mode」では「OCCT 13.1.13」「Cinebench 2024」ともCPUが許容する最高温度100℃に達するシーンが多くなっている。一方、「Performance Mode」では100℃に達する事はほとんどなく、平均温度も「OCCT 13.1.13」で約94.8℃、「Cinebench 2024」では約90.6℃で、Power Limitを無制限にした状態でもCPUの性能を十分に引き出すことができる。
ノイズレベルは「Core Ultra 285K」とほぼ同等。ただし、Core i9-14900Kの無制限設定では「Quiet Mode」で冷却性能が不足するシーンがあるため、「Performance Mode」で運用することになる。