エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1510
2025.02.23 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
「Katamen-434914」の構成を詳しく見ていく上で、まずはその”顔”となっているPCケースのSegotep「LUX S WHITE」からチェックする。
![]() |
MicroATXフォームファクタに対応するミドルタワーPCケースで、フロントに備えるクリアパネルによりARGBファンが丸ごと露出するという、インパクトあるフェイスが外観上の特徴だ。左サイドパネルは魅せる全面強化ガラス仕様、トップは大きくメッシュ開放され良好なエアフローが構築できるであろう設計になっている。
![]() |
左サイドは全面が強化ガラス仕様。取っ手付きのスイングドアで開閉する仕組みだ |
![]() |
![]() |
遮ることのないクリアパネルでカバーされているフロントファン。ARGB LEDのライティング効果を最大限に堪能できる | トップパネルは着脱可能なメッシュパネルでカバー。ホコリの侵入を防ぎつつ十分なエアフローを確保している |
冷却ファンは、フロントにARGBファン120mm×3、リアに120mmファン×1を標準装備。トップパネルには手を加えられていないため、将来的にユーザー側で冷却ファンやラジエーターを追加する余地も残されている。
また、グラフィックスカードは全長350mm、CPUクーラーは全高190mm、電源ユニットは奥行き190mmまでのATX電源をサポート。大型パーツの組み込みにも対応しており、今回の構成パーツたちもゆったり余裕をもって搭載されている。内部空間がしっかり確保されていることから、エアフロー効率も良さそうだ。
![]() |
右サイドはソリッドパネルになっている |
![]() |
![]() |
背面にはLED非搭載の120mmファンが取り付けられている | 電源ユニットが空気を取り入れている、ボトムの開口部。こちらも取り外し可能なダストフィルターが装着されていた |
![]() |
フロントトップに備えるI/O部。電源・リセットボタンに加えて、USB 3.0×1、USB 2.0×2、オーディオ入出力を備えている |
そのほか、ドライブベイは3.5インチベイ×1、3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×1、2.5インチベイ×3という構成。「Katamen-434914」の基本構成では、ストレージはM.2スロットに取り付けられているため、各内蔵ベイはすべてブランクの状態になっている。必要に応じて追加ストレージをオーダーしておこう。
なお、外形寸法は幅210mm、奥行き360mm、高さ405mm。デスク周りに無理なく設置できるサイズ感だ。
![]() |
![]() |
電源ユニットから伸びる多くのケーブルがうまくまとめられた裏配線スペース。ARGBデバイスを一括制御するハブも搭載されていた |