エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1510
2025.02.23 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
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ここからはゲームプレイに近い環境でのパフォーマンスをチェックするため、ゲーム系ベンチマークや実際のゲームプレイを通じた検証を進めていく。まずは近年最大級の注目タイトルになっている、最新ハンターアクション「モンスターハンターワイルズ」の公式ベンチマークテストを動かしてみよう。かなり重めなタイトルということもあり、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)に固定。フレーム生成を有効化し、グラフィックスプリセットは「最低」「低」「中」「高」「ウルトラ」のすべてを選択している。
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「最低」と「低」で”非常に快適”の水準であるスコア20,000オーバー、「中」と「高」でも”快適にプレイ”できる水準を満たしている。平均フレームレートも「高」で100fpsを上回っていることから、フルHD設定なら高めのプリセットを選択しても滑らかなゲームプレイが楽しめそうだ。
また、最も重たい設定の「ウルトラ」プリセットでも”快適にプレイ”できる水準まであと一歩であり、平均フレームレートも60fpsを大きく上回っている。シチュエーション次第ではモッサリするシーンがあるかもしれないが、「ウルトラ」でのプレイも十分に可能だろう。
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「モンスターハンターワイルズ」はメモリの影響が大きいゲームということもあり、クロックを調整した上で手持ちの32GBキット(16GB×2)に換装した状態でも計測を行った。
その結果は一目瞭然、容量が増強およびデュアルチャネル構成になった影響で、スコアとフレームレートは最大20%程度の大幅な上昇を達成した。負荷の軽いプリセットほど効果がある一方で、「ウルトラ」設定でも”快適にプレイ”できる水準かつ平均90fpsに迫るフレームレートをマークするなど、重めの環境でも確実な効果が見られた。メモリの増強はかなり優先度の高いカスタマイズと言える。
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続いては、人気オンラインRPGの最新アップデートである「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」の公式ベンチマークテストを実行する。グラフィックス設定は“最高品質”で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)/2,560×1,440ドット(WQHD)/3,840×2,160ドット(4K)の3パターンに設定した。
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フルHD解像度では“非常に快適”な水準である15,000を上回り、フレームレートも平均120fpsに迫る良好な結果をマーク。高リフレッシュレートなゲーミング液晶を組み合わせた場合でも、その恩恵を十分に体感できる。そしてWQHDで”とても快適”、4Kでも”快適”な水準を満たしており、どの解像度でもリッチな画質でのプレイが可能なようだ。