「MPG 325CQRXF」の外観デザインをチェック
製品概要を押さえたところで、次は外観をチェックしていこう。最大の特徴は、やはり曲率1,000Rを誇る湾曲パネルの存在。アスペクト比はフラットタイプの液晶と同じ16:9だが、実機を目の前にした際に感じる包み込まれるような雰囲気は湾曲液晶ならではのもの。さらにパネルサイズも31.5型と大型のため、没入感に拍車がかかっている印象だ。また、電源内蔵のため配線時にスッキリしたケーブルマネジジメントができるのも使い勝手がいい。
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フレーム幅は、上部が4mmと左右が約3.8mmで非表示エリアは約5.4mm
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フレーム下部は幅約17.8mmで非表示エリアが約2.0mmだった
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アーム部分には電源ケーブルやディスプレイケーブルをまとめて通すことができるケーブルホルダーが用意されている
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上下左右と押し込みが可能なジョイスティックコントローラ「Naviキー」。背面側だが手を延ばせば簡単に届き操作感は悪くない
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映像関連のインターフェイスは3系統、さらに便利なUSB関連機能を装備
液晶ディスプレイの重要部分である本体背面のインターフェイスの構成は、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4a×1の3系統を備える。リフレッシュレートのサポートはDisplayPort 1.4aで280Hz、HDMI 2.0bでは144Hz。多くの人は、PCはDisplayPortに、コンシューマゲーム機などその他の機器はHDMI接続する使い方になる。複数のコンシューマゲーム機を持っている人でも、PS5とSwitchでHDMIケーブルを抜き差しする手間が不要な点はありがたい。
また、USB Type-C DP Alt mode、USB、USB Type-Bポート×1(PC接続用)のほか、2台のPCで共有可能なKVM機能に対応するUSB 3.2 Gen 1 Type-A(USBハブ)×2を搭載している。使い方については、後程紹介するテストセッションを参考にしていただきたい。
奥行も取らない省スペースで設置可能
改めて31.5型の「MPG 325CQRXF」の外形寸法を確認しておくと、幅705mm、奥行き281mm、高さ468~568mmで重量が約8.1kg。横幅は約700mmでそれほど気にならないが、奥行は約300mmを必要とする。机に置いた場合の設置スペースは事前にしっかり確認しておいた方がいい。
実際の使い勝手に直接影響する各部の調整機能は、可動範囲が-5°~15°の上下角度調節(チルト)、-30°~30°の左右角度調節(スイベル)、0~100mmの間で高さ調節が可能。また、VESA100準拠のモニターアームの取り付けができるため、さらに位置調整が必要な場合には活用できる。