エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1514
2025.03.04 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは実際のゲームを想定したベンチマークテストを進めていこう。まずは⼈気MMO RPGの最新版「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」ベンチマークの結果から確認していく。「グラフィックス設定」は「最⾼品質」を選択し、フルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類の解像度で計測を⾏っている。
判定はフルHD解像度やWQHD解像度では最高の「非常に快適」、4K解像度でも上から3番目の「快適」で高品質な映像でゲームを楽しめる。ちなみにGeForce RTX 4070 SUPERに比べるとすべての解像度でGeForce RTX 5070が上回るがその差は2~3%に留まる。またGeForce RTX 5070 Tiとの比較では、フルHD解像度では約10%、WQHD解像度や4K解像度では約20%の差があり、APIにDirectX 11を使用する比較的古いゲームでもCUDAコア数の影響は大きいようだ。
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タクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のゲーム内ベンチマークの結果を確認しておこう。「API」は「DirectX 12」、「総合品質」は「最高」、「レンダリングのスケール」を「100」に変更し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行った。
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GeForce RTX 5070なら4K解像度でも155fpsをマークし、高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。またGeForce RTX 4070 SUPERとの比較では、フルHD解像度やWQHD解像度で約9%、4K解像度では約12%の差がつき、確実にワンランク上のパフォーマンスを発揮する。ただし、GeForce RTX 5070 Tiに比べるとフルHD解像度でも約17%、4K解像度では約30%も引き離され、やはり差は大きい。
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人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。「Apex Legends」にはプリセットが用意されていないため、できる限り高品質になるように設定して、射撃訓練場の一定コースを周回したときのフレームレートを「FrameView」で計測した。なお144Hzのフレームレート制限は解除し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択している。
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フルHD解像度では300fpsのフレームレート上限に張り付き、WQHD解像度でもほぼ300fpsで、300Hzクラスの超高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。また4K解像度でも178fpsと良好なスコア。「Apex Legends」をできる限り高画質、高リフレッシュレートで楽しみたいユーザーには、GeForce RTX 5070はいい選択肢になるだろう。
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「アサシン クリード ミラージュ」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は「最高」、適応品質は「オフ」、「アップサンプルタイプ」は「NVIDIA DLSS」、「アップサンプルクォリティ」は「バランス」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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GeForce RTX 4070 SUPERに比べると約13~17%高いスコアを記録し、Blackwellアーキテクチャと「アサシン クリード ミラージュ」の相性はかなりいいようだ。フレームレートも4K解像度で120fpsに迫るスコアで、画質に妥協することなく滑らかな映像でゲームを楽しめる。
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「Forza MotorSport」のゲーム内ベンチマーク結果も確認しておこう。「ダイナミックレンダリングクオリティ」は「ウルトラ」、「NVIDIA DLSS」は「バランス」で、それ以外はいずれも最高画質になるように設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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フレーム生成機能には非対応だが、4K解像度でも最高画質で60fpsをしっかりと上回ることができているのは好印象。またGeForce RTX 4070 SUPERに対しては、すべての解像度で約6~7%高いフレームレートを記録している。ただし、GeForce RTX 5070 Tiに比べるといずれも20%以上の差があり、NVIDIA DLSSに対応するゲームでもCUDAコア数やメモリバス幅が制限されている影響は大きい事がわかる。