エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1514
2025.03.04 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
![]() |
「F1 24」のゲーム内ベンチマーク結果も確認しておこう。「詳細プリセット」は「超高」、「アンチエイリアス」は「NVIDIA DLSS」、「アンチエイリアスモード」は「バランス」、「フレーム生成」は「NVIDIA DLSS FG オン」、「ダイナミックレゾリューション」は「オフ」を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
![]() |
ここまでのゲームでは、GeForce RTX 4070 SUPERに対して確実に上回るパフォーマンスを発揮してきたGeForce RTX 5070だが、「F1 24」ではいずれの解像度でもスコアが逆転している。その差は3~4%とそれほど大きくはないものの、コア数の少なさを新アーキテクチャやメモリ帯域だけではカバーできないゲームがあるのは覚えておく必要がある。
![]() |
映画「Avatar」シリーズをベースにしたオープンワールドゲーム「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。「グラフィック品質」は「ウルトラ」、「テンポラルアップスケール」は「Nvidia Deep Learning Super Sampling」、「スケーリング品質」は「バランス」、「スケーリングモード」は「固定」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
![]() |
「F1 24」に比べると差は小さいものの、「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」でも全ての解像度でGeForce RTX 4070 SUPERを下回るのは残念なところ。ちなみにGeForce RTX 5070 Tiとの差はフルHD解像度で約19%、4K解像度では約30%に達することから、もう少しコア数を増やしたモデルとして調整しても良かったように思える。
![]() |
アクションRPGゲーム「黒神話:悟空」のベンチマークソフトのスコアを確認していこう。「サンプリング解像度」は「50」、「スーパー解像度」は「DLSS」、「フレーム生成」「フルレイトレーシング」は「ON」、「フルレイトレーシングレベル」は「超高」、「画質レベル」は「最高」に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
![]() |
レイトレーシングに対応するかなり重量級のゲームだが、DLSSを有効にすれば4K解像度でも60fpsに迫るフレームレートを発揮する。またGeForce RTX 4070 SUPERとの比較では、すべての解像度で約5%高いフレームレートを記録した。
モンスターハンターシリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」のベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィックプリセット」は「ウルトラ」、「アップスケーリング」は「NVIDIA DLSS」、「フレーム生成」は「ON」、「アップスケーリングモード」は「バランス」、「レイトレーシング」は「高」で、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
![]() |
![]() |
判定はフルHD解像度が最高の「非常に快適にプレイできます」、WQHD解像度や4K解像度でも上から2番目の「快適にプレイできます」で、4K解像度でも最高画質で全く問題ないパフォーマンスを発揮する。またGeForce RTX 4070 SUPERとの比較では、いずれの解像度でも約10%高いフレームレートを記録しており、GeForce RTX 5070を選択するメリットは確実にある。