エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1517
2025.03.11 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
さて、ここからは早速Ryzen 9 9900X3Dシリーズのパフォーマンスを各種ベンチマークテストで確認していこう。検証用のマザーボードはAMD X870チップセットを搭載するASUS「TUF GAMING X870-PLUS WIFI」、グラフィックスカードはGeForce RTX 5080 Founders Edition、メモリにはDDR5-6400に対応するTeam「FFXD532G6400HC362ADC01」を使用した。なお比較対象として、Ryzen 9 9950XとCore Ultra 9 285K(Intel Default Settings)でもテストを行っている。
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Ryzen 9 9950X3DのCPUコア数はRyzen 9 9950Xと同じ16コア/32スレッドだが、L3キャッシュは2倍の128MB搭載する |
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3D V-Cacheを搭載するCPUとしては初めてTDPが170Wに設定されており、特にマルチスレッド性能には期待がかかる |
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シングルスレッドのアプリケーションでは瞬間的に最大5,725MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理では全てのクロックが5,100MHz前後で動作する |
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Ryzen 9 9900X3Dもコア数はRyzen 9 9900Xと同じ12コア/24スレッド。ただし、L3キャッシュはやはり2倍の128MBへと増加している |
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TDPは120W。Ryzen 9 9950X3Dより50W低くなっており、ワットパフォーマンスには期待ができそうだ |
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シングルスレッド処理時には最大5,525MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時でも5,100~5,200MHzとかなり高クロックな状態を維持できていた |