エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1517
2025.03.11 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
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ここからは定番3Dベンチマーク「3DMark」の結果を確認していこう。まずはレイトレーシングやメッシュシェーダー、可変レートシェーディング、サンプラーフィードバックなどに対応した最新API DirectX 12 Ultimateを使用するWQHD解像度テスト「Speed Way」の確認を進めていこう。
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「Speed Way」では、グラフィックスカードの影響が大きいようで、その差は最大でも約1%しかなく誤差の範囲だった。
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続いて、APIにDirectX 12を使用する4K解像度の最新ベンチマーク「Steel Nomad」のスコアを確認していこう。
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「Speed Way」と同様、こちらもグラフィックスカードの影響が大きく、いずれのCPUでもスコアは横並びになった。
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APIにDirectX 12を使用するラスタライズテスト「Time Spy」のスコアを確認していこう。なおハイエンド構成ということを考慮して、プリセットには「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方を使用している。
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「Time Spy」系のベンチマークでは、Core Ultra 9 285KのCPU scoreが高めに出ることもありトップを獲得した。またRyzenシリーズは、「Time Spy Extreme」でRyzen 7 9800X3Dがやや低いのを除けば、いずれも横並びになった。
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APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」のスコアもチェックしていこう。こちらもハイエンド環境ということを考慮して、「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類のプリセットを選択した。
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「Time Spy」では優勢だったCore Ultra 9 285Kだが、「Fire Strike」ではGraphics scoreやCombined scoreが伸び悩み、Ryzenシリーズとスコアが逆転している。またRyzenシリーズでは、いずれもスコアの差は1%前後にとどまり、「3DMark」系のベンチマークでは3D V-Cacheによるメリットはほとんどないようだ。