「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」
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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.59 COWON 「X7」検証
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「Jet Audio」で簡単動画変換
「COWON X7」には、メディアプレーヤーソフト「Jet Audio」が付属する。本ソフトには、サウンドや動画ファイルの管理、CDのリッピングなどに加えて、サウンドファイルや動画ファイルの変換機能も搭載されている。ユーザーインターフェースは英語だが、操作は簡単なので使用に問題ないだろう。動画変換機能を使うことで、様々な動画データを「COWON X7」で再生できる形式に変換することができる。
・Jet Audioの起動画面。マルチメディアファイルの管理だけでなく、CDのリッピング、ファイルの変換などが可能
・「COWON X7」で再生できないサウンドや動画ファイルを再生可能な形式に変換できる
・ビデオ変換画面。ファイルを登録し、OutPut Formatの対応機種を「COWON O2/S9/J3/X7」に設定、さらに動画画質を選択するだけで簡単に変換できる。複数の動画をバッチ処理することも可能
「Jet Audio」の動画変換機能を使えば簡単操作で「COWON X7」に適した動画へと変換することができる。標準プリセットの画質もかなり良好で、個人的に不満のないレベルだった。より高画質なプリセットも用意されているので、満足できない場合は変更してみるとよいだろう。
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「COWON X7」のその他の機能もチェック
「COWON X7」にはサウンドや動画機能以外にも、FMラジオを初めとした非常に豊富な機能が搭載されている。そこで、ここではその他の主な機能についても紹介しておこう。
・FMラジオ機能。番組の録音も可能だ
・「COWON X7」には背面のマイクを利用したサウンドレコーダ機能が搭載されている
・4.3インチの大画面を生かしたピクチャービューアー機能。スライドショーにも対応している
・機能を追加のためのWidgets類。ここで選択したWidgetsはメイン画面に表示されるようになる
・メイン画面にバッテリーメーターWidgetsを配置したところ。配置場所は自由に選択できる
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「JETEFFECT 3.0」による高音質と大画面による快適な動画鑑賞を実現した「COWON X7」
お借りした1週間の間、「COWON X7」と通勤を共にしたが、お陰で通勤時間を有意義に使うことができた。
Queenやドリカムといったこれまで持ち歩いていた曲に加えて、音質がいまいちであまり聞いていなかった、お気に入りの吹奏楽曲も「JETEFFECT 3.0」のおかげで納得のいく音質で鑑賞できるようになった点は特に大きい。
また、大画面のおかげで動画視聴も苦にならないため、録画したテレビ番組を持ち歩く機会も大幅に増えた。さらに、音楽視聴最大103時間という大容量バッテリーのおかげで、この1週間のあいだ充電していないにも関わらずいまだ残量が25%程残っているのはさすがと言ったところ。
212gという重量は最近のポータブルプレーヤーにしては重量級だが、本製品にはそれを補って余りある魅力がある。大画面や高音質、長時間駆動といった点に魅力を感じるなら是非本製品をおすすめしたい。
機材協力:
株式会社コウォンジャパン
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・液晶:1600万色、4.3インチワイドタッチスクリーン液晶
・解像度:480×272ドット
・本体サイズ:W78.6×H126.9×D14.5mm
・本体重量:212g
・バッテリー:音楽最大103時間/ビデオ最大10時間
・対応サウンドフォーマット:MP3、WMA、OGG、FLAC、APE、WAV
・対応ビデオファイルフォーマット:AVI、WMV、ASF
・対応ビデオコーデック:DivX、Xvid、WMV
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製品情報
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