|「HD Tune Pro 4.60」ベンチマークテスト
次に「HD Tune Pro 4.60」でもチェックしていくことにしよう。なおWrite系のテストはパーティションを削除する必要があるため、今回はテスト対象から外している。
■HDD「ST3500418AS」単体
■SSDキャッシュオン
Benchmark Readの結果を確認すると、波形のブレがやや大きいが全領域でHDD単体より高速化されている。このことから「Dataplex」では、HDDの先頭からSSDの容量分をあらかじめコピーして高速化するのではなく、データを選択してキャッシュしていることがわかる。さらにFile Benchmarkでもしっかりとキャッシュの効果が現れており、読込で最大260MB/sec前後、書込最大240MB/sec前後とSSD単体にかなり近い数値を記録している。ただしRandom Accessは512 byteでは転送速度がわずかに上昇しているが、それ以外のサイズでは変化がなく、すべての処理が高速化されるわけではない。 |