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|「ATTO Disk BenchMark 2.47」ベンチマークテスト
次に「ATTO Disk BenchMark 2.47」を使って最大性能がどの程度向上するのか確認してみよう。
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【「ATTO Disk BenchMark 2.47」(HDD「ST3500418AS」単体)】 |
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【「ATTO Disk BenchMark 2.47」(SSDキャッシュオン)】 |
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HDD単体では読込、書込とも最高で110MB/sec前後なのに対して、SSDキャッシュをオンにすると読込280MB/sec、書込257MB/secと大幅に性能が向上する。なおSSD単体と比較してもほとんどスコアは変わらず、「Dataplex」ではほとんどオーバーヘッドがない事がわかる。
|Windows7の起動時間をチェックする
最後にWindows 7の起動時間がどのくらい短縮されるか確認してみることにした。計測方法は「Windowsを起動しています」のメッセージが出てから、スタートアップに登録しておいたテキストファイルが表示されるまでの時間をストップウォッチにて測定。計測は5回ずつ行い、最大と最小の結果を破棄した3回の平均をとって結果とした。
今回テストに使用したシステムには、ベンチマークソフト以外ほとんどアプリケーションがインストールされていない、いわゆる”クリーン”なシステムだがHDD単体から起動時間は約半分へと短縮された。実際にテストをしていても明らかに起動が早くなったことを体感できる違いで、その効果の高さは驚かされた。ちなみに、使い込んだ“ダーティ”なシステムであればさらに高速化が期待できるだろう。
|手軽に既存環境を高速化できる「Accelerator」シリーズ
今回はHDDキャッシュソリューション製品、CORSAIR「Accelerator」シリーズを検証してきた。SSDがSATA2.0(3Gbps)対応であることから、最新SSDと比べると性能面ではやや見劣りする。しかしSATA3.0(6Gbps)SSDの性能を発揮できる環境が最新マザーボードに限られていることを考えれば、コスト面や互換性に優れるSATA2.0(3Gbps)SSDを組み合わせたCORSAIRの判断は、正解と言っていいだろう。
またキャッシュの効果はベンチマーク、Windows 7の起動時間いずれのテストでも十分発揮されており、HDD単体に比べて大幅に高速化されている。実際テストをしていても、キャッシュを有効にするとHDDへのアクセスが大幅に少なくなっていることが体感できた。
さらに導入方法もSSDを増設して「Dataplex」をインストールするだけと非常に簡単なため、手軽に既存環境を高速化できるソリューションとしてCORSAIR「Accelerator」シリーズは幅広いユーザーに薦められる製品だ。 |
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協力:株式会社リンクスインターナショナル
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