エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.121 「X79 Extreme9」でASRockマザーボードの魅力を再検証する

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｜「X79 Extreme9」の動作をチェック

　画像にて、「X79 Extreme9」のチェックが終わったところで、ここからは実際に動作させてチェックしていくことにしよう。今回テストに使用した機材構成は以下の通り。

テスト機材構成
CPU	Intel「Core i7-3930K」（Sandy Bridge-E/3.2GHz/TB時最大3.8GHz/TDP130W
マザーボード	ASRock「X79 Extreme9」（Intel X79 Express/ATX）
グラフィックスカード	Radeon HD 6950 2GB
メモリ	サンマックス・テクノロジーズ「SMD-16G68HP-16K-Q-BK」（4GB×4）（PC3-12800/DDR3-1600MHz/CL=11）×2セット
システムHDD	Seagate「ST3500418AS」（SATA2 500GB）
テストSSD	Patriot Memory Pyro SE「PPSE120GS25SSDR」（120GB）
光学ドライブ	PLEXTOR「PX-755A」
電源ユニット	CORSAIR「CMPSU-750HX」（750W/80PLUS SILVER）
OS	Windows 7 Ultimate 64bit SP1

｜8DIMM構成での安定性をチェック

　SandyBridge-Eでは、メモリはクアッドチャネルの8DIMMまで対応するが、メインストリームモデルでは4DIMMスロットモデルが中心だ。確かに一般的な用途であれば4DIMMでも十分だが、やはり8DIMMによる大容量メモリ環境は魅力的。実際に、8DIMMスロットの有無で、X79のマザーボードを選択するユーザーもいるだろう。
　しかし、当然の事ながら搭載するメモリ枚数が増えれば、そのぶん相性もシビアになってくる。そこで、まずは8DIMM動作時の安定性をチェックしてみることにしよう。

CPU-Z 1.5.9の結果。4GB×8の32GB認識していることが確認できる

メモリの規定動作クロック1600MHz、1.5Vで動作に問題はなかった

　今回テストに使用したのは、サンマックス・テクノロジーズ「SMD-16G68HP-16K-Q-BK」。Hynix製チップを採用した4GB×4枚のクアッドチャネル用キットで、動作クロックはDDR3-1600MHz、動作電圧は1.5Vだ。今回はこちらを2セット用意して8DIMM構成としているが、OSの起動、ベンチマークソフトの動作とも問題なかった。

■ASRockブランドにはベストマッチなUMAXブランドメモリ

　今回のテストでは2セットのメモリを用意した。その中のひとつがASRock国内正規代理店のマスタードシードが取り扱うUMAXブランドの「Cetus DCDDR3-16GB-1333」だ。DDR3-1333の8GB×2枚セットで、これを2組用意。「X79 Extreme9」ではフル装備、その他2枚でも起動テストを行ったが、もちろん動作に問題は無かった。アルミニウム製ヒートスプレッダを装着し、モジュールの温度上昇対策も施され、なにより値頃感も高い。

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