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|「GA-X79-UD7」でオーバークロックを試す
「GA-X79-UD7」の各種機能をチェックした所で、ここからは実際にオーバークロック動作を試してみることにしよう。今回は、「EasyTune6」に用意されている3つのプリセットに加えて、電圧をAutoのままで可能な限り高クロックになる設定についても探ってみたところ、BCLK 102.8MHz、CPU倍率44倍の4523MHzまで安定動作が可能だった。ちなみに、手動オーバークロック設定については以下の手順で行った。
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プリセット設定による3.8GHz動作時のCPU-Z 1.59の結果 |
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プリセット設定による4.0GHz動作時のCPU-Z 1.59の結果 |
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プリセット設定による4.2GHz動作時のCPU-Z 1.59の結果 |
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手動設定による4.52GHz(以降表記は4.5GHzとする)動作時のCPU-Z 1.59の結果 |
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|オーバークロックの効果をベンチマークでチェック
オーバークロック動作が確認できたところで、その効果をベンチマークでチェックしていくことにしよう。ベンチマークソフトには、「CINEBENCH R11.5」、「Sandra 2011 SP5」、「3DMark11 Version1.0.3」の3つのソフトを用意した。
■「CINEBENCH R11.5」
まずは、CPUの性能がリニアに影響するベンチマークということで「CINEBENCH R11.5」の結果を確認していこう。「Core i7-3930K」は定格動作時でもTurboBoost機能によって、6コア時で最大3.5GHz、シングルコア時で最大3.8GHzまでクロックが向上するが、3.8GHz動作でも効果はあるようだ。また、プリセットにて簡単に設定できる4.2GHz動作時で定格から約20%、手動設定による4.5GHz動作時では約30%と大幅にスコアが向上している。
■「Sandra 2011 SP5」
次に、同じくCPUの性能を確認するため「Sandra 2011 SP5」の「プロセッサの性能」と「マルチメディア処理」の結果を確認してみよう。「CINEBENCH R11.5」から上昇率は下がるものの、4.2GHz動作時で約16%、4.5GHz動作時で約23%とこちらもオーバークロックの効果がしっかりと現れる結果となった。「CINEBENCH R11.5」と「Sandra 2011 SP5」の結果を見るかぎり、CPU中心の処理なら、オーバークロックによって大幅な高速化が実現できる。また、「EasyTune6」なら、Windows起動中に倍率をリアルタイムに変更できるため、重い処理を行う場合だけオーバークロックすることも可能だ。 |
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