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|「3DMark11 Version 1.0.3」
次に、「3DMark11 Version 1.0.3」の結果についても確認しておこう。CPU性能が重要な「Physics Score」は、CPUクロックに従って順調にスコアを伸ばしている。そのおかげもあり、総合スコアも若干だが向上している点は注目に値する。一方、「Graphics Score」や「Combined Score」については、グラフィックスカードの性能が重要ということで、CPUクロックによるスコアの違いは特に出なかった。
|消費電力の違いを確認
最後に、オーバークロックによる消費電力の違いについてもチェックしておこう。アイドル時は10分間放置した中で最も低い値、高負荷時は「CINEBENCH R11.5」を動作中で最も高い値とした。
まず、アイドル時だが、こちらはEnhanced Intel SpeedStep Technology(EIST)によって動作周波数や電圧が自動的に下げられるため、オーバークロックによる消費電力の違いはほとんどなかった。一方、高負荷時は、3.8GHzで22.3W、4.0GHzで26.3W、4.2GHzで34.4Wとプリセットによるオーバークロックでもかなり増えている。さらに手動設定による4.5GHz動作時は、52.6Wと大幅に消費電力が増加しており、長期運用をするなら冷却性能の高いCPUクーラーは必須となりそうだ。
■世界的に著名なオーバークロッカー・HiCookie氏が語る
〜世界記録を打ち破る「GA-X79-UD7」のススメ〜
GIGABYTE「GA-X79-UD7」はLGA 2011 CPUに対応し、オーバークロッカーのためにデザインされたマザーボードです。
「3D Power」や「Easy Tune6」などのアプリケーションからオーバークロックをするもよし、従来通りBIOSから微調整もできます。BIOSもUEFIに変わり、3Dモードとアドバンス・モードと、2つの動作モードから選択ができます。スタイルに合わせてオーバークロックの方法を変えられる、まさに新世代オーバークロッキングマザーボードといってよいでしょう。「GA-X79-UD7」は世界記録を打ち破る目的で設計されているので、選りすぐりの部品を採用し、最高品質を実現しました。オーバークロッカーの方たちには、ぜひこのマザーボードを使って記録を達成していただきたいと思います! |
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|かなり便利な「OC-Touch」
|オーバークロックに最適な「GA-X79-UD7」
GIGABYTEオーバークロック向けを謳う「GA-X79-UD7」をチェックしてきたが、まず一番に感じたのが「OC-Touch」ボタンの使い勝手の良さだ。こちらは、リアルタイムに変更が反映されるだけではなく、再起動によって設定がクリアされることから、設定を詰める際に大変お世話になった。オーバークロックを楽しむユーザーにとっては、非常に有効な機能となるだろう。
また、数値には表れない点だが、オーバークロック時の安定性の高さも重要だ。「GA-X79-UD7」では、定格使用ではオーバースペックと言えるほど基板上のパーツ類にこだわることで、発熱の低減と安定動作を実現している。今回の検証でも、プリセットによる3段階のオーバークロックと、手動によるオーバークロックを試しているが、いずれの場合でも不審な挙動を示すこともなく安定していた。
それ以外にも、独自電源回路「OC-VRM」、PCI-Expressへの安定した出力を可能とする「OC-PEG」、BIOS切り替え機能「OC-Dual BIOS」といったオーバークロック向けの機能が搭載された「GA-X79-UD7」は、これからオーバークロックに挑戦するライトユーザーからエンスージアストまで満足できる1枚となっている。 |
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協力:日本ギガバイト株式会社
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