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|「OC Genie」でオーバークロックを試す(その1)
「X79MA-GD45」ではMicroATXサイズというスペース上の制約もあり、基板上にオーバークロック関係のボタンは用意されていない。しかし、「Click BIOS II」には豊富な設定項目が用意され、ユーティリティソフト「CONTROL CENTER」には「OC Genie」ボタンと同等の機能が搭載されるなど、オーバークロックでの運用も十分可能な実力を持っている。 そこで、今回は「OC Genie」機能を使って「Core i7-3930K」のオーバークロックに挑戦して見ることにした。
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「CONTROL CENTER」に用意されている「OC Genie」機能。ボタンアイコンをクリックするだけで簡単にオーバークロックが可能だ |
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「Core i7-3930K」は「OC Genie」によって自動的に4GHz動作へとオーバークロックされる |
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「OC Genie」機能をONにすると、「Core i7-3930K」では自動的に最適な設定が施され4GHzにオーバークロックされる。この状態で、ベンチマークなども実行してみたが、動作が不安定になることはなかった。
■CINEBENCH R11.5でオーバークロックの効果を確認
「OC Genie」による4GHz動作が確認できた所で、「CINEBENCH R11.5」にてオーバークロックの効果をチェックしてみることにした。
まず、シングルコアの結果だが、定格動作時でも「TurboBoost」機能によって最大3.8GHzまで動作クロックが上昇することから、4.0GHz動作でもスコアの上昇は約7%にとどまった。一方、マルチコアのスコアは、定格動作時と比較して約14%上昇しており、オーバークロックによって順調にスコアが伸びている。
特に詳細な設定をすることなく、ボタンクリックのみでここまでスコアが上昇することから、オーバークロックにあまり興味がないユーザーでも、是非一度試してみるといいだろう。
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