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|7mm厚版は今後投入。新型モデルは6月のお披露目準備中
編集部:
それでは、ここからは具体的な製品についてお話をうかがいたいと思います。さきほど、Ultrabookの話題が出ましたが、最新の「Vertex4」を含め、今後7mm厚の製品を販売する予定はありますか。
Alan氏:
はい。あります。まずは「Agility3」シリーズから。そのあと「Vertex4」についても7mm厚版はリリース予定です。今ハッキリとした時期は未定ですが、おそらく2カ月以内には市場に出せる準備が整うはずです。我々の方針としては「Vertex4」後のラインナップについては基本的に全て7mm厚版も用意していく予定です。
編集部:
OCZの製品ラインナップを見ていると、HDDとのハイブリッド製品「RevoDrive Hybrid」やキャッシングソリューション「Synapse」などHDDとの融合を前提とした製品があります。これらカテゴリーの製品は今後も続けていきますか?
Jimmy氏:
SSDというパーツは、ワールドワイドな市場から見るとまだまだ高価な製品です。全てのシステムドライブをSSDにするにはコストもかかりますし、ちょうどHDDとSSDの過渡期といえる今だからこそ必要な製品群かと思っています。
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OCZが展開するSSDソリューション。SOLID STATE DRIVES、HYBRID SOLUTIONS、CACHING SOLUTIONS。SOLID STATE DRIVESについてはさらに細かく分類される。なお、別にPOWER SUPPLIESも取り扱う |
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編集部:
ズバリ、HDDにとって代わるのはいつ頃だと思います?
Alan氏:
それは分かりませんね(笑)。ただ、HDDの良いところは容量、SSDの良いところはスピードですが、それらを活かした製品は今後しばらくは提供していくことになるでしょう。
編集部:
2011年3月にIndilinxを買収し、OCZも独自にコントローラを開発することが可能になりました。そのメリットを教えてください。
Alan氏:
やはり自社でコントローラを開発できる能力を有するというのは大きなアドバンテージですね。先の見えにくいSSDという市場において、少なくとも自社で開発能力を持つことで、新製品投入のイニシアチブを握ることができます。
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Indilinx初のSATA3.0(6Gbps)コントローラ「Everest」。今やOCZのコンシューマ向けSSDは、SandForceからIndilinx「Everest」シリーズへほぼ完全にシフトしている |
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編集部:
最新の「Everest 2」を搭載する「Vertex4」ですが、今後同コントローラを採用する廉価版のSSDは発売されるのでしょうか?
Jimmy氏:
あります。でも、すみません。詳細についてはまだ内緒です。おそらくは6月のCOMPUTEXまでには公開できるのではないでしょうか。
Alan氏:
パフォーマンスからミドルレンジまで多数の製品ラインナップがありますが、今後新製品をどんどん出す予定ですよ。
編集部:
ということは「Everest 2」を搭載するPCI-Express対応のコンシューマ向けSSDはどうでしょう?
Alan氏:
可能性はあります。というか言えないのです、、、ということで察して頂ければ。
編集部:
「RevoDrive」はSandForceを複数搭載しますが、それが「Everest 2」でもいいわけですよね。たぶん自社製コントローラということで、従来モデルよりもコストは抑えられると想像しますが。
Jimmy氏:
可能性は高いです。
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ハイエンドユーザー向けのPCI Express対応型SSD「RevoDrive」。2.5インチ型のSSDとは一線を画す製品だが、こちらも新モデルに期待してよさそうな口ぶりだった |
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