|GIGABYTEハイエンドグラフィックスカードを飾る高性能クーラー「WINDFORCE 3X」
GIGABYTEがリリースする現行シリーズのハイエンドグラフィックスカードではもはやお馴染みとなった高性能クーラー「WINDFORCE 3X」は、もちろん「GV-R795WF3-3GD」にも搭載される。その優れた性能は以前お届けした「GV-R797OC-3GD」レビューを参照していただくとして、本項では簡単に画像で確認するに留めておこう。
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GIGABYTE自慢のオリジナルクーラー「WINDFORCE 3X」。同形状の3連装ファンを搭載するが、ヒートシンク形状はモデルごとに微妙に異なっている |
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大きく3ブロックに別れるヒートシンク部分。中心を8mm径の純銅製ヒートパイプ3本が貫いている |
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GPUコアに接触する部分には銅板が貼り付けられ、ヒートパイプを通じて熱源を素早くヒートシンクへと導いてくれる |
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|簡単OCで上位モデルに迫る「GV-R795WF3-3GD」のパフォーマンス
実際にテストで各モデルの性能を検証する前に、「GV-R795WF3-3GD」のパフォーマンスの嵩上げを図るべくオーバークロックを行なうことにした。今回は限界を探るようなオーバークロックがテーマではないため、Catalyst Control Centerを使用した簡易なクロック調節に留めている。
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十分なマージンを確保しながらも、コアクロック980MHz、メモリクロック5,200MHzと大幅な性能向上を達成した |
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“軽め”のオーバークロックを施した結果、コアクロックはリファレンス比22%増となる980MHz(リファレンス:800MHz)、メモリクロックは4%増となる5,200MHz(リファレンス:5,000MHz)まで高めることができた。特にコアクロックはHD 7970のリファレンスクロック925MHzをも大きく上回るもので、ベンチマークテストでの比較が楽しみな数字になっている。
ちなみにこれ以上のクロック上昇を試みてもベンチマークソフトが停止したりブロックノイズが走ったりと安定しなかったわけだが、今回はコア電圧の昇圧などを一切行なっていない。「GV-R795WF3-3GD」はメーカー側がオーバークロック耐性の高さを謳うモデルのため、フリーツールなどを駆使すればさらなる性能向上も視野に入ってくる。もっとも、オーバークロックは保証対象外となる行為のため、あくまで自己責任の上で挑戦してみよう。
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OCバージョンの動作クロックを「GPU-Z 0.6.2」でチェック。フルロード時にはHD 7970に迫る性能が期待できる |
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