2018.11.15 11:17 更新
2018.11.15 取材
最強クラスのパフォーマンスと豪華なゲーミング向け機能を備えた、最新世代のゲーミングスマートフォンがアキバ店頭に登場。ASUSの「ROG Phone」とRazerによる「Razer Phone 2」の販売がスタートしている。取り扱っているのはイオシス アキバ中央通店と同路地オモテ店だ。
ASUS「ROG」ブランドが放つ初のゲーミングスマホ。国内向け発表に先駆け、早くも直輸入モデルが入荷してきた |
「ROG Phone」は、ASUSが今年6月の「COMPUTEX TAIPEI 2018」に合わせて発表した同社初のゲーミングスマートフォンだ。明日にも国内向け投入が発表される見込みになっているが、一足早くアキバ店頭に直輸入モデルが登場した。
ディスプレイはリフレッシュレート90Hzと1ms応答、HDR表示に対応した6インチ有機EL「Ultra-fast AMOLD」(解像度2,160×1,080ドット)を搭載。プロセッサはオーバークロック仕様のSnapdragon 845(最大2.96GHz)で、発生する高熱はベイパーチャンバーによる冷却機構、付属の専用クーラー「REROACTIVE COOLER」で放熱する仕組みだ。
また、昨今バトルロイヤルゲーム向けに流行した“L/Rボタン”をタッチ式で標準装備する「AIR TRIGGER」にも注目。スペックだけでなく、ギミック的な楽しさもある端末になっている。
90Hz&1ms応答のゲーミング液晶、OC仕様のスナドラ845を搭載。側面に内蔵されたタッチセンサー「AIR TRIGGER」は、L/Rボタン風に使うことができる |
その他の仕様は、メモリ8GB、ストレージ128GBなど。1,200万画素+800万画素のデュアルカメラと800万画素インカメラ、指紋認証センサー、4,000mAhバッテリーを備える。搭載OSはAndroid 8.1。
なお、イオシス各店における店頭価格は税込139,800円。専用クーラーが同梱されることもあり、最新iPhoneの大容量版も顔負けの価格になった。
COMPUTEXでは複数のオプションパーツが発表されており、パッケージには専用クーラーが標準で同梱。専用パーツは、Type-Cを2つ並べたような側面のコネクタに接続する仕様だ |
ゲーミングスマホ元祖のRazerが投入した、第2世代モデル「Razer Phone 2」も登場。スペック・搭載機能ともに先代から強化されている |
ゲーミングスマートフォン東の横綱が「ROG Phone」なら、西の横綱にあたるモデルが「Razer Phone 2」だ。昨年登場した「Razer Phone」の後継となる第2世代モデルで、こちらも一級のハイエンドスペックとゲーミング向けの強力な機能で構成されている。グローバル向けに先月リリースが打たれた際も大きな話題になった。
リフレッシュレートだけでなくタッチサンプリングも120Hzをサポート、Dolby Atmosスピーカーも内蔵。ベイパーチャンバー冷却のスナドラ845+8GBメモリを搭載する |
ディスプレイはHDR表示に対応する5.72インチのIGZO液晶「UltraMotion screen」(解像度2,560×1,440ドット)を搭載。リフレッシュレートだけでなくタッチサンプリングレートも120Hzに対応する点が大きな魅力で、高レスポンスかつラグの少なさを特徴とする。
さらにDolby Atmosのサラウンドに対応するフロントステレオスピーカーを内蔵。ボディはIP67準拠の防水・防塵仕様となった。
防水仕様になり、やや厚みのある設計(8.5mm)に。側面には指紋認証センサーやType-Cコネクタを備えている |
プロセッサはSnapdragon 845(2.80GHz)で、メモリ8GB、ストレージ64GBを内蔵。1,200万画素+1,200万画素のデュアルカメラ、800万画素インカメラ、指紋認証センサー、ワイヤレス充電対応の4,000mAhバッテリーなどを備える。搭載OSはAndroid 8.1。
こちらの店頭価格は税込119,800円。「ROG Phone」共々、在庫はごく少量だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/