2019.03.22 12:09 更新
2019.03.22 取材
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)から、28コア/56スレッドに対応するIntel「Xeon W-3175X」向けマザーボード「ROG Dominus Extreme」が発売。対応ソケットはLGA3647で、フォームファクタはEEB。売価は税抜184,800円だ。
今年2月に登場した、28コア/56スレッド対応のウルトラハイエンドCPU、「Xeon W-3175X」に対応するマザーボード「ROG Dominus Extreme」の国内販売がスタートした。
チップセットにサーバー・ワークステーション向けのIntel C621を採用。PowIRstagesによる32フェーズの電源回路や、大型のヒートシンクと冷却ファンを組み合わせた冷却機構を実装することで、TDP255WとされるXeon W-3175Xのオーバークロックにも対応する。
メモリスロットはヘキサチャネル対応のDDR4×12(ECC対応)、クロックは4,200MHz、容量は最大192GBまで | ATX24pin×2、8pin×4、6pin×2の電源コネクタを備え、TDP255WとされるXeon W-3175Xのオーバークロックでも安定した電力供給が可能 |
主なスペックは、メモリスロットDDR4×12、拡張スロットPCI-Express3.0(x16)×4で、ストレージはROG DIMM.2×2、U.2×2、SATA3.0(6Gbps)×8を搭載。バックパネルインターフェイスには、USB3.1 Gen.2 Type-C×2、USB3.1 Gen.2 Type-A×2、USB3.1 Gen.1×8、オーディオ端子×5、光オーディオ端子×1、10ギガビットLAN×1、ギガビットLAN×1を備える。
基板裏面にはROGデュアルバックプレートを装備。その他、詳細スペックについては、こちらのリリースに詳しい |
またAsetekとIntelが「Xeon W-3175X」のオーバークロックのために共同開発した専用の360mmラジエター搭載オールインワン水冷キット「Asetek 690LX-PN」も入荷を確認。
28コア56スレッド最大4.3GHz動作に対応するXeon W-3175Xのパフォーマンスを極限まで引き出し、TDP500Wまでのオーバークロックを可能とする。
120mmファン×3を備えた360mmサイズの銅製ラジエターと、銅製コールドプレートを採用した第6世代のポンプ一体型ウォーターブロックを採用 |
22日(金)から販売しているのは、ツクモパソコン本店とパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。「Xeon W-3175X」については受注販売しているほか、対応メモリのCORSAIR「VENGEANCE LPX 192GB」シリーズも取り扱われている(ツクモパソコン本店のみ)。なお、両販売店とも既に予約が入っているそうだが、購入の際にはパーツの対応状況など注意事項もあるため、事前に相談してほしいとのこと。
オーバークロックに対応する28コア/56スレッドのワークステーション向けCPU「Xeon W-3175X」。価格税抜359,980円で、基本的には受注販売(在庫の場合も有) | POPには動作に必要なパーツが記載されている。ちなみに対応PCケースが少ない点にも注意してほしいとのこと |
CPU「Xeon W-3175X」と水冷クーラー「Asetek 690LX-PN」、マザー「ROG Dominus Extreme」、DDR4メモリ「VENGEANCE LPX 192GB」を全て購入すると税込1,066,586円にもなる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ASUS JAPAN株式会社: http://www.asus.com/jp/
Asetek: http://www.asetek.com/
Intel Corporation: http://www.intel.com/