2019.03.25 00:00 更新
2019.03.24 取材
2019年3月23日(土)、パソコンショップアーク2Fイベントスペースにて「IN WINフェス 2019 春」が開催された。かつての名作から最新モデルまで、In WinのPCケースが勢揃い。老舗PCケースメーカーのイベントとあって、会場内には熱心な自作派が集結した。
イベントのために来日したRegional Sales Managerを務めるAndy Tsai氏。昨年はインタビューと工場見学でお世話になったIn Winの顔 | イベントの進行役はIn Win国内正規代理店の株式会社アユート(本社:東京都文京区)森田氏 |
なんといってもひと際目を引いたのが、「COMPUTEX TAIPEI 2018」でも来場者の注目を集めたオープンフレーム型フルアルミPCケース「Z-Tower」だ。外形寸法W400xD740xH720mmの規格外サイズ、重量42kgのど迫力ボディ、渦を巻くような芸術的デザインには、訪れた自作派たちも「凄い」「デカイ」を連呼。圧倒的な存在感を放っていた。
本体にはシリアルナンバーが刻印。Andy氏によると約100台が生産されたという |
製品紹介を担当した株式会社アユートの森田氏によると「昨年12月の国内発表後、1台売れた」とのこと。国内販売分は限定2台のため、あと1台の販売が可能という。ちなみに、ケース本体はメーカー特製の木箱に収められて発送される。気になる送料は、ケースの価格(税抜498,000円)に含まれている。
パッケージサイズはW625xD920xH875mm、梱包材を含む総重量は72.5kg。イベント会場に搬入する際には4人がかりだったという木箱はご覧の大きさ |
2019年の前半に発売予定の「905」(予価未定) |
In Winらしいデザインの強化ガラスサイドパネルを備えたアルミ製ミドルタワーケース「905」は、2013年に発売された「904」の後継モデル。フロント下部にスペースを設けた特徴的なデザインはそのままに、アドレサブルRGB LEDによるストリップを装備。さらに両サイドの強化ガラス製サイドパネルは、リアに設けられたクイックリリースボタンを押すだけで、簡単に着脱ができる。
対応フォームファクタはE-ATX。最長330mmのグラフィックスカードや、全高160mmのCPUクーラーが搭載可能。特殊な形状ながら拡張性は十分に確保されている |