2019.05.28 15:40 更新
2019.05.28 取材
GIGABYTE Technology(本社:台湾)は、メイン会場から離れたプレス向けプライベートブースにて、新製品の数々を披露。PCI-Express4.0対応SSDやX570マザーボードに続き、新型オールインワン水冷ユニットをご紹介しよう。
つい先日、Intel Core i9-9900Kの全コア5GHz駆動への対応を謳う高冷却サイドフローCPUクーラー「ATC800」を発表するなど、冷却機器にも積極的展開を目論むGIGABYTE。今度はゲーミングブランドAOURSより、オールインワン型水冷クーラーが発売される。
「AORUS LIQUID COOLER 240」と「AORUS LIQUID COOLER 280」の2モデルは、いずれもIntel LGA 2066/2011/1366/115×1、AMD Socket AM4/TR4をサポート。ハイエンド志向のパーツ構成に向く高冷却性能が特徴だ。
そして60x60mmサイズポンプ一体型のウォーターブロックに目を移すと、円形の中央部分にLCDディスプレイを内蔵。マザーボードからの情報を読み取り、CPU名やクロック、さらに温度表示等ができるようになっている。
RGB LED等のドレスアップ要素に留まらず、ちょっとした仕掛けを加える事で、既存ライバルモデルとの差別化を図った。ひとえに強化ガラス製サイドパネル採用PCケースが数多く流通しているからこその発想と言えよう。
ラジエター搭載ファンは120mmまたは140mmで、GIGABYTE RGB Fusion 2.0に対応。ラジエターサイズは「「AORUS LIQUID COOLER 240」が272x121x27mm。「AORUS LIQUID COOLER 280」が315x143x30mm。なお発売は2019年Q3を予定している。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
GIGABYTE Technology: https://www.gigabyte.com/
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