2019.06.21 12:07 更新
2019.06.21 取材
Cooler Master Technologyの定番ミドルタワーケース「CM 690」シリーズの最新作「MasterBox CM694」が本日発売。パーツショップ各店に入荷している。価格は税抜16,480円から。
「CM 690 III」の後継にあたる、シリーズ最新作の「MasterBox CM694」がいよいよ発売 |
COMPUTEX TAIPEI 2019のブースレポートでも大きな注目を集めた、Cooler Master「MasterBox CM694」シリーズが本日より発売開始。スチールパネルのスタンダードモデル「MasterBox CM694」(型番:MCB-CM694-KN5N-S00)と、強化ガラスパネルを採用した「MasterBox CM694 TG」(型番:MCB-CM694-KG5N-S00)をラインナップする。
ロングセラーモデル「CM 690 III」の後継となるミドルタワーケースで、従来シリーズの特徴だったストレージの収容力は健在。3.5インチHDDと2.5インチSSDを同時に搭載できる新設計トレイを備え、3.5インチHDD×6、2.5インチHDD/SSD×8を組み込める。良好なエアフローも従来通り、大型グラフィックスカードを支える「グラフィックスカードスタビライザー」は新要素だ。
サイドパネル仕様の違いで2モデルをラインナップ。従来シリーズの面影を残す、カーブ状メッシュパネルを採用している |
基本的なレイアウトは大きく変えず、より発展させた印象。3.5インチ/2.5インチを同時搭載できる新設計のトレイ、VGAホルダー機能などを備える |
面影を残したデザインを含め、内部レイアウトも正常進化といえる構成。どのショップでも店員が念入りにチェックしている様子が印象的で、面影を残したデザインを含め、主要な骨組みを維持した設計には概ね高評価のようだ。詳細な仕様については、こちらのプレスリリースを確認しておこう。
なお、先代の「CM 690 III」については、基本的に流通在庫のみで終息、新モデルの「CM694」に代替わりとなる。採用例が多かったBTOでも同様で、順次切り替えられていく予定だ。
内部配線スペースも十分に確保され、組み込みやすそうな構造。「CM 690 III」を採用していたBTOメーカーの製品も、今後は「CM694」に置き換えられていく |
店頭価格は、スタンダードモデル「MasterBox CM694」が税抜16,480円、強化ガラスモデル「MasterBox CM694 TG」が税抜17,480円。パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店にて販売されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/Tawashi(取材)
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/