2019.10.16 12:36 更新
2019.10.16 取材
カメラでユーザーを認識し、個別の情報を表示できるスマートディスプレイ。10インチのHD液晶を搭載する |
「Nest Hub」の後継にあたるスマートディスプレイ「Nest Hub Max」も登場。Google アシスタントを搭載し、動画のストリーミングやスマートデバイスの操作に対応。ビデオ通話や外出先から家の様子をチェックする機能などを備える。
Google Nest製品の発表と解説を担当した、Google Nest事業本部長の秋山有子氏 |
7インチだったディスプレイが10インチに大型化したほか、前作では見送られていたカメラを搭載した。手をかざして動画やタイマーを停止するといったジェスチャー操作も可能。また、音声認識の「Voice Match」に加え顔認識の「Face Match」でユーザーを認識し、ユーザーごとにパーソナライズされた情報を表示する。なお、カメラやマイクは背面のミュートスイッチで物理的にOFFにすることもできる。
11月22日(金)より発売予定で、直販価格は税込28,050円。
7インチから10インチに大画面化、よりコンテンツ視聴が楽しくなった。背面に3インチのウーファー、フロントにステレオスピーカーを内蔵している |
デザインはそのまま、音質や音声認識機能などが向上した「Google Home Mini」の後継モデル |
新しいスマートスピーカーの「Nest Mini」は、「Google Home Mini」の後継にあたる第2世代モデル。デザインはほぼ同じながら、第1世代の2倍強力な低音を再生できるなど、音質が強化された。
騒がしい場所での音声認識の検知性能が向上したほか、Google アシスタントのレスポンスも改善。「Nest Mini」を含むスマートスピーカーとスマートディスプレイを組み合わせ、端末間で通話することもできる。また、新たにリクエストに応えて壁掛けも可能になった。
カラーはChalt、Charcoal、Caralに新色のSkyを加えた4色展開。11月22日(金)より税込6,050円で販売される。
裏面には壁掛け用のホールが用意されている。カラバリは4色だ |
メッシュWi-Fiルーターも第2世代に。デザインがガラッと変わった「Nest Wifi」が発売される |
メッシュWi-Fiルーターの新モデルとして「Nest Wifi」も発表。「Google Wifi」の後継にあたる第2世代モデルで、丸みを帯びたデザインに刷新された。
見た目が変わっただけでなくハード面も強化されており、通信速度は2倍、カバー率は最大25%向上した。また、本体の「ルーター」と中継機の「拡張ポイント」という2種類のデバイスによる構成に変わり、「拡張ポイント」はGoogle アシスタントに対応するスマートスピーカーとして使用できる。また、Google Homeアプリから部屋ごとにWi-FiをON/OFFするなどの機能を備える。
親子の区別がなかった先代から変わり、本体と中継機の2種構成に。中継機の「拡張ポイント」は「Nest Mini」のように使うことが可能だ |
販売価格は、「ルーター」が税込19,800円で「拡張ポイント」が税込18,150円、ルーターと拡張ポイントのセットは税込31,900円。近日発売予定とされる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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