2020.09.23 11:00 更新
2020.09.23 取材
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は2020年9月23日、最新世代のゲーミングスマートフォン「ROG Phone 3」を国内市場向けに発表。今週末より発売が開始されることになった。
ASUSより、ゲーミングスマートフォンの最新作「ROG Phone 3」の国内発売がアナウンス。Snapdragon 865 Plusを搭載する最高峰のハイスペックを備えるほか、ディスプレイ性能をはじめ“ゲーミングマシン”としての機能がさらに進化を遂げている。
グローバルでは7月にリリースされていた、最新ゲーミングスマホ「ROG Phone 3」がついに国内向けに登場 |
端末としてのサイズは「ROG Phone II」とほぼ変わらないものの、SoCは最新のSnapdragon 865 Plusを搭載。ディスプレイや内部構造、カメラを含め大きく進化している |
10bit HDR表示に対応する6.59インチ有機ELディスプレイ(2,340×1,080ドット)は、リフレッシュレート144Hz/1ms、タッチサンプリングレート270Hz/25msをサポート。前世代の「ROG Phone II」から、さらなる高速描画・高速レスポンスを実現した。スライド遅延も18msに抑えらている。
また、側面にはタッチ式のL/Rボタン「AirTrigger 3」を搭載。タップやデュアルパーティションのほか、新たにスライド操作に対応した。
リフレッシュ/タッチレートが従来の120Hz/240Hzから、144Hz/270Hzへと向上。タッチレイテンシも25msに短縮され、より高速かつ滑らかな表示・タッチ操作が可能になった |
サイドのL/Rボタンはスライド操作に対応。背面にはRGBイルミの「Aura RGB ライトニング」が内蔵されている |
ゲーミング向けの最新SoC Snapdragon 865 Plusを搭載。GPU性能も向上、Antutuベンチで650,000オーバーのスコアを誇る |
プロセッサは前述の通り、Qualcommの最新ハイエンドSoC Snapdragon 865 Plusを搭載する。従来の6倍に大型化したヒートシンクや新設計の3Dベイパーチャンバー、大型グラファイトフレームで構成される冷却機構を内蔵。さらに追加で、性能が向上した専用クーラー「AeroActive Cooler 3」を装着することで、長時間のゲームプレイ時でもハイパフォーマンスを維持できる。
そのほか、メモリは最大16GB、ストレージはUSF3.1による512GB。バッテリーは6,000mAhもの大容量を内蔵し、9時間以上のゲームプレイが可能という。6,400万画素メイン+1,300万画素広角+500万画素広角構成の3眼カメラも搭載、ネットワークは5GとWi-Fi 6に対応している。なお、搭載OSはAndroid 10だ。
新たに設計された多層構造の冷却機構。騒音はそのままに回転数が向上した新型クーラー「AeroActive Cooler 3」を使用すれば、さらに冷却性能が向上する |
内蔵カメラも3眼仕様に進化。ユーザーから高評価だった大容量バッテリーは健在で、他社製のゲーミングスマホに比べ1.5倍ほどライフが長いという |
パフォーマンスを最大化したりリフレッシュレートなどの設定をカスタマイズできる、専用のソフトウェアがプリインストール。使い勝手にも配慮されている |
充実したアクセサリによる機能拡張は、従来シリーズ同様。ケースからゲームパッド、2画面ドックやポーチに至るまで。多彩なアクセサリが発売される |
同スペックのディスプレイを備えた「Twin View Dock 3」や、ドックと同時装着も可能な「Kunai 3 Gamepad」。なお、「ROG Phone II」とは(専用クーラーを除き)相互にアクセサリの互換性を備えており、前世代のアクセサリ各種を使い回すこともできる |
メモリ16GBモデル(ZS661KS-BK512R16)とメモリ12GBモデル(ZS661KS-BK512R12)の2モデル構成にて、9月26日(土)より発売される。市場想定売価は16GBモデルが税抜129,800円、12GBモデルが税抜119,800円。
なお、追加装備による機能拡張も「ROG Phone」シリーズの魅力だが、2画面ドック「Twin View Dock 3」や専用ゲームパッド「Kunai 3 Gamepad」といった最新のアクセサリが発売される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/